高知県の市町村PRの上手さには驚きます。
県内に日高村があり、以前から訪れたいと思っていますが、コロナ禍でなかなか実現出来ません。
日高村はトマトの産地として有名で、グルメでは「オムライス街道」で売り出しています。
私は昭和レトロなオムライスが大好物ですが、卵に包まれているのはチキンライスではなくて味のしっかりしたチャーハンが好きで時々作ります。
チャーハンだけでも食べられるのに、わざわざ卵を薄く焼いて上手に包んで、ケチャップを掛ける手の込み用はどうでしょう。
「そこまでしなくても」と思うのですが、それだから美味しく見える魔法があるのです。
スプーンで卵の一角を割くと、中から出てきたのはチキンライス。
当然わかっているのですが、一応驚きます。
また玉子がフワフワのオムライスも作りますが、スクランブルがチキンライスに乗っているだけの気がするので、あまり好きでありません。
そもそも目玉焼きにしても卵焼きにしてもしっかりと焼いたのが好きなので、半熟は苦手です。
さて話は変わり、街道と言えば昔は「鯖街道」が有名です。
日本海で獲れた鯖を、鯖は足が早いため急いで京都まで運んだのでした。
飛脚も足が早かったのです。
また、長野県には「塩街道」(塩の道)もありました。
謙信が信玄に「敵に塩を送る」の伝説が生まれましたが、実は謙信は塩を売りつけたのでした。
その「〜街道」には夢があります。
「〜村」なら商売気を感じますが、街道なら
「歩いてみよう」という旅心地になります。
また、日高村の近くに鉄道の撮影スポットがあるのでしばしば足を運ぶのですが、行ったことがないのは残念です。
しかし「オムライス街道」には、残念ながら美味しそうですが上品で高価なものしか無いように思えます。
そんなお洒落なオムライスを注文して出てくると、「エモい」私は少し引いてしまうかもしれません。
