むふふふ、毎週長距離イベントがあるからにやけちゃいます。
今回は栄えある第一回目開催の大会グランフォンド富山。
いやいやこうした大会を開催にこぎつけることは関係各位の並々ならぬ努力の結晶ですね、ホント走らせてもらえることをありがたく思います。
いつもは坂道や峠道からの逃亡先になっている富山だけどさすがにグランフォンドと名を冠しているから甘くはないでしょうねぇ・・・・・山道関係は飛騨と隣同士だし。

しのき前夜祭親方による大王前夜祭!
・・・・珍しく一次会で終了
アルコールエンジンがかかってしまった飛騨人はコンビニで燃料補給して会場近くで車中泊する若き自転車仲間の輪に乱入!

若者たち、ヨッパライおやじのごたくを聞かせてゴメンよ〜。
おまけに寝不足までプレゼント・・・・・・・・
走行中に君たちが「大王〜!」って声をかけてくれるのがどれだけ嬉しかった事やら。
さて、早起きして目に飛び込んできたのはどこか(・・・・の写真)で見た金髪のオニイサン。マイミクのフレディ.Mさんではないですか!リアルでははじめまして。

いよいよスタート、あっしにとっては「フィッシングロード」を快走します。

え?海王丸パーク通過っすか?・・・・休憩ポイントになっていなかったっけ。
まぁ海テラスの薬膳ソフトもまだ営業前だしそんなに距離も走ってないから別にいいけど。

なるけったは海が大好き!海沿いを走らせれば常にゴキゲンなのさっ。

まずは庄川を遡って世界遺産五箇山を目指します。
これは前傾姿勢チェッカー付き橋脚、正しく前傾していないと頭を強打します。

天気は最高、あの山を目指してどこまでも平らな砺波平野を快走!

第一CP水公園、当初エードステーションのクオリティが問題視されていましたがあんパンとバナナ、アクエリアスレモンの支給で「食べる会」のみんなもほっと一息。

さあさあ始まりましたよ。180kmロングコース最初の関門は五箇山峠
先も長いし特にチャレンジせずにいきなりリア21tにしてちんたらひぃひぃ登坂、まぁこの峠の長いこと長いこと。途中ゴンさんに声をかけられてパスされたけどあれですねぇ、普段から柔和な表情のゴンさんですけど坂道を登っている時はさらに目尻が下がっていますわ。
・・・・・真性ドM

砺波平野の散居村風景を写しているフリをしてゼェハァ休憩。
どんな長い坂もペダルを回し続ければいつかは終わるわけで海抜ゼロの庄川河口から800m以上の標高を何とか稼いでこれまた難所の五箇山トンネル。集団護送方式でバイクを先頭にみんなでまとまって抜けます。

さくら道では最後の難関となる五箇山峠五箇山側を豪快にダウンヒル ひゃぁ〜!

第二CP世界遺産五箇山集落到着。
おにぎり2ヶ・アンドーナツ・栃餅・アクエリアスレモン・・・・おお!予想を上回る豪華エードです。
さてさて、まだまだここで安心はできませんさらに山の神峠や利賀の山並みが待ち受けます。
山の神峠の取っつきの激坂ではやくも保険活用寸前23tを投入、その先は大したことがなかったからうんとこどこいっしょとがんばれました。ひいこらひいこら坂を登っているとずっと向うにタイヤと格闘中の参加者。
どったの?って声をかけると「パンクですけどタイヤが外れないんです」って、よく見たらまだ真新しいパナのストラディアスエリート・・・・・最強クラスの剛硬ビートタイヤ、たぶん素手じゃ外すの無理。
タイヤレバーを持っていないというからちょいとお手伝い「よく手ではめられたねぇ」というと交換は自転車屋でやってもらったとのこと。途中でサポート隊のオニイサンと交代して再びひぃこらひぃこら坂上がり。

谷を吹き抜ける風が気持ちいいけどちょっとイヤな予感が・・・・・・

利賀の集落が見えました
利賀中学の激坂を越えたらあとは難所らしい難所はありません、栃折峠のジェットコースターのような下りを楽しむと八尾まで快適な下りが続きます。
あまりにも下りが長すぎて少々ヘタレ気味、だから時折現れる登りが余計にツライ。
惰性で登って惰性で降りて惰性で登って惰性で降りて・・・・・・・・
・・・・・・・ん?
おおおおおおおおおおっっ!
フルブレーキングッッッッッッ!!!!!!!!!!!

アミノバイタルプロ一年分の元気が出ました。
・・・・・いや、ここでリタイヤして一緒に旗を振ろうかとおもいました。
峠にこのようなオネェサンを100mごとに配置していただければランスやパンターニと互角の走りができそうな気がします。

バニーちゃんの感動がさめやらずやたら回るようになった脚を制御しつつ第三CPランチステーション!
とんでもなくおいしい豚汁の塩気とおこわの甘味がとても元気をくれます。
それにしてもまたもやアクエリアスレモン、食事と飲み物の相性にこだわるグルメなあっしはちょいと許せません。で、お茶を所望したらこっちは有料・・・・・ん〜。

立山連峰に吸い込まれるようなルート。市街地走行が多すぎだとか平地が長いとかの意見を耳にしましたが主催者は遠くからやってきた参加者にこの雄大な風景を楽しんでもらいたかったのだと思います。
市街地走行も都会では考えられないゆったり感ですしね。

大川寺からは常願寺川堤防を一気に下って再び富山湾を目指します。
山の神峠でのイヤな予感はみごと的中、結構強い向かい風を切り裂きながらゴールを目指します。

16時ゴールイン、多少コースの変更があったためか走行距離は172kmほど。
第一回ということでしょうか人選の問題でしょうか道路誘導者の不慣れで危険なシーンが何度も見られました。とはいえこういうイベントは自己責任の範疇が大きいので自分の安全は自分で守ることが基本ですね。
しかし富山の魅力を全て詰め込んだような素晴らしいコースや楽しいスタッフに恵まれて満足度の高いグランフォンド富山でした。
・・・・ゴール後は栄養ドリンクよりも富山らしく大漁鍋でも振る舞ってほしいかな。

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