グラン・トリノ
え〜と
観てないひとには・・・ナニガナニヤラ
全編を通してあるハードボイルド小説を思い出す。
ロバート・B・パーカー「初秋」だ。
だが、彼の息子たちとの不愉快な関係はどうだろうか?
アジア系との関係の意味は・・・朝鮮戦争の記憶からの設定と思われるし
人種差別的な通常の会話・・・それらはセリフ臭く面白いとも思わなかった。字幕だしね・・・ステロタイプだし
問題のラスト。
ヤツラを引っ掛けて加害者にする
「目撃者も多いし彼らの重罪は免れないでしょう」なんて警官が言うし
ギャング達の更正もなにも刑務所に閉じ込める意図だし
あるいは、彼自身は朝鮮戦争の忌まわしい体験の贖罪、という意味もあるのだろう。つまり、暴力ではない形での報復、と言うことなんだろうか?
だが一連の流れは
「銃に見えた」
という法廷での証言が通るのではないだろうか?
つまりあの姉弟への暴行への有罪が成立しても、彼への行動は全員が重罪になるとは思えない・・・
まして陪臣制度だぜぇ〜?
ダメージのパティのような弁護士がついたら・・・あるいはジェフリー・アーチャー「誇りと復讐」のマシュー・レドメインのような弁護士がついたら・・・無罪判決かもぉ〜
などとイーストウッドにイチャモン! 笑
我らチャールズ・ブロンソン世代はあのラストはいただけないな!
やはりここはメル・ギブのように
ペイバック!といきたいね
映画なんだから!
まぁ、メルギブだったら秒殺だわなぁ〜
もう新しい映画についていけないのかしら アタシ
「宮廷画家ゴヤは見た」へと続きます〜

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