「宮廷画家ゴヤは見た」
監督:ミロシュ・フォアマン
主演:ハビエル・バルデム ナタリー・ポートマン
18世紀末、ゴヤのいたスペインの時代を一気に切り取る「カッコーの巣の上で」「アマデウス」のフォアマン監督の映画です。
カトリック教会権威の復興と異端諮問で苦悩する市民・・・
また、ナポレオンスペイン侵攻まで描かれる見ごたえ抜群の作品です。
これはズバリ
ハビエル・バルデム:ロレンゾ修道士
ナタリー・ポートマン:イネス・ビルバトゥア/アリシア
この二人の恋愛映画と思った。
ゴヤの描き掛けのポートマンの肖像画を見た瞬間に恋に落ちた・・・!
後半「○○年後」のテロップが出た時の不吉な、哀しみの予感・・・
そこからは少し涙モノとなる
二人の、家族の行く末は・・・?
バルデム、ポートマン二人が素晴らしい。
これが「ノーカントリー」でのヘアースタイルにワロタバルデムの演技なのか!
また「レオン」から堅実な路線を歩むナタリー・ポートマンの会心の演技なのか!
ハビエル・バルデム
ナタリー・ポートマン

「マイブルーベリーナイツ」(レイチェル・ワイズも良かったが、ポートマンに萌え〜笑 ノラは・・・ともかく 笑)
全編を通しての衣装、後半の「黒の時代」(高校の時に感化されたなぁ〜)のゴヤ画像もふんだんに出てくる。
ナポレオン侵攻後の予算の掛け方を観ると、むしろ五時間ぐらいの大スペクタクルで描きたかったのではなかったのかな?フォアマン監督・・・
とまれ
ハビエル・バルデム ナタリー・ポートマンの役者としての力量
ミロシュ・フォアマン監督の健在振り(50年来の企画だったそうだ)に出会えて、感動モノの作品なのでした。
DVDでご堪能アレ!
○この作品をご紹介下さった
sugarballさんに感謝です〜!

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