2010/4/2
イスラエル音楽 ハコーテル イスラエル

嘆きの壁
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/464.html
第一次ユダヤ戦争 (紀元66-70) で、エルサレムは陥落し、ローマ軍により徹底的に破壊された 「ソロモンの第二神殿」 ですが、この破壊後にわずかに残ったのが、 「嘆きの壁」 です。
あまりに美しく、悲しいイスラエル音楽、「ハコーテル(嘆きの壁)」
イスラエル音楽 ハコーテル(嘆きの壁)
http://www.youtube.com/watch?v=TCPfa86whTQ
1番
少女が壁に向って立っていた
唇とあごを近づけた
彼女は私に言った
「角笛の鳴りわたる音は強い
しかし静けさはもっと強い」
彼女は私に言った
「シオンは神殿の丘にある
私に報いと特権について黙している」
そして黄昏時に夕日が彼女の額を照らした
真紅色の大国であった
(繰り返し)
苔と悲しみの嘆きの壁
弾丸と血の嘆きの壁
石の心を持った人々がいる
人の心を持った石がある
2番
彼の小隊の中からただ1人のパラシュート兵が
嘆きの壁の前に立った
彼は私に言った
死には形がない
あるのはたった9mmの銃口だけだ
彼は、「私は泣いていない」と言いつつ
視線を地に落とした
彼は言った。
私の祖父 〜神様の知っている〜 は
この近くのオリーブ山に眠っているのです
3番
1人の歩兵部隊の母親が喪服に身を包んで
嘆きの壁に立った
彼女は私に言った
燃えているのは私の息子の瞳で
壁のロウソクではありません
彼女は私に言った
私は壁の隙間にはさむどんな紙切れも書きません
なぜならば嘆きの壁の前に昨日
ささげたばかりのものは
どんな言葉や文字よりも大きいのです
