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2010/11/3

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北方領土 現在の領有権



北方領土に関して、歴史的には、安政元年(1855年)2月7日、伊豆下田に於いて日露通好条約が調印され、日本とロシアの国境が択捉島とウルップ島の間と定められ、北方四島(択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島)が日本の領土である事が国際的にも明確になりました。 


これを記念して、1981年に北方領土返還運動を盛り上げるため閣議により2月7日が「北方領土の日」と定められたのです。


この条約では、千島列島はロシアの領土で、樺太は従来通り日露両国民混住の地と決められました。




次に、明治8年(1875年)に日本はロシアと 「 樺太千島交換条約 」 を結び、千島列島をロシアから譲り受ける代わりに、樺太全島を放棄しました。この条約により、それまで帰属先が未定であった樺太はロシア領になり、それまでロシア領であった千島列島は日本領になります。  



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北方領土 明治8年 「 樺太千島交換条約 」




さらに、日露戦争に日本が勝利し、明治38年(1905年)にアメリカの仲介で、日本とロシアの講和条約である 「 ポーツマス条約 」 が締結され、北緯50度以南の南樺太が日本の領土となりました。



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北方領土 明治38年 「 ポーツマス条約 」   日露戦争後




ここまでは、条約により、とり決められたものなので分かりやすいのですが、ややこしくなってくるのは、終戦間近の 「 日ソ中立条約 」 を一方的に破り、日本に攻め込んできたソ連による北方領土の不法占拠によってであります。



昭和20年(1945年)2月に、ソ連のヤルタに米・英・ソ首脳が集まり、会談(ヤルタ会談)がもたれ、いずれ敗戦するであろうドイツや日本から奪う領土など、戦勝権益の分割が話し合われました。 この時に、ソ連が対日参戦を行う見返りとして、日本が敗戦後、南樺太をソ連に返還し、千島列島をソ連に引き渡すべきとしたヤルタ協定が結ばれました。



しかしながら、当たり前の話ですが当事者である日本政府の合意もない、このような勝手に第三者の国々の首脳が私的に話し合って取り決めたものは、外交的にはまったく効力のないものであります。 

このヤルタ協定は、日本政府やアメリカ政府もあずかり知らぬ物で、あくまでも私的な密約に過ぎず、その証拠にアメリカ政府は1956年9月7日の公式声明で、ヤルタ協定は、当時の指導者たちが共通の目標を示した文書に過ぎず、領土移転のいかなる法律的効力をも、持つものでないことを宣言しています。




昭和20年(1945年)8月9日に、ソ連は、当時まだ有効であった日ソ中立条約を無視して対日参戦し、日本がポツダム宣言を受諾し降伏の意図を明確に表明した後の8月18日、カムチャッカ半島から第二極東軍が進撃して千島列島の占領を開始し、31日までに千島列島南端のウルップ島の占領を完了しました。



第二次世界大戦後の昭和28(1953)年、日本は連合国と「サンフランシスコ講和条約」を締結し、同条約の 「 日本国は、千島列島並びに日本国が1905年9月5日のポーツマス条約の結果として主権を獲得した樺太の一部及びこれに近接する諸島に対する全ての権利、権原及び請求権を放棄する 」 という規定に従い、



日本は千島列島と南樺太の領有権を放棄しましたが、日本が放棄した千島列島とは、ウルップ島よりも北の島々の事で、択捉・国後・色丹・歯舞の四島はその中には含まれておりません。



また、サンフランシスコ条約では、千島列島と南樺太がどこに帰属するかについては何も定められておらず、国際法上は、条約により帰属先が明確に定められていない以上、これらの地域がどこに帰属するかは今なお未定であり、一番最初に紹介した北方領土の地図で、南樺太と千島列島が 「 帰属未確定地 」 として白色になっているのはそのためであります。



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北方領土 現在の領有権




すなわち、千島列島や樺太などについてはその帰属先は時代に応じて多少変わる事もありましたが、択捉・国後・色丹・歯舞の四島は常に日本の領土であり続け、今まで一度も外国の領土になった事がなく、北方領土は日本のみの支配下にあった、我が固有の領土である事は明白なのです。



だいたいにしてヤルタ協定で、チャーチルとルーズベルトがスターリンに、南樺太と千島四島をソ連にあげる、またスターリンが頂戴と言っている時点で、どちらも元々は日本の固有領土と言っている事と同じである事に、アホでなければすぐに気付かなければなりません。




北方領土(四島)は、日本の領土です。





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2010/11/4  0:40

投稿者:Nishitatsu1234

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