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2010/12/25

邪馬台国と卑弥呼-35  海照大神  邪馬台国と卑弥呼
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セグロウミヘビ


天照大神は、もともとは海神で、海を照らすものでありました。  三輪山に祭られた大物主神が海面を照らしながら、この世にやってきたとする神話があり、佐太神社などには、海を照らしながら訪れる海蛇を祭る風習があります。 


佐太神社
http://sadajinjya.jp/


この海蛇はセグロウミヘビで、神在月になると佐陀の浦(鹿島町古浦海岸)には、南洋から暖流に乗ってやってくる竜蛇が出現し、これが佐太神社に奉納されるようになりますが、この竜蛇信仰は、海の彼方から寄り来るという古代信仰(マレビト信仰、海の果ての常世国から豊饒をもたらす神、対馬海流がもたらす南方文化への憧れと信仰)を伝えるものであります。

これは、海照から天照への変化は、邪馬台国や大和朝廷が太陽信仰を受け入れたとき、海照大神を太陽神に転化したものと思われます。



纏向遺跡は、蛇信仰の三輪山のふもとにあり、纏向遺跡の中にある卑弥呼の墓とされる箸墓古墳にまつわる興味深い話があります。


邪馬台国と卑弥呼-1  邪馬台国の場所・卑弥呼の墓はどこか  
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1248.html
邪馬台国と卑弥呼-26  蛇信仰
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1273.html


三輪山の伝説では、大物主と倭迹迹日百襲姫(ヤマトトトヒモモソヒメ)が結婚しましたが、この神は闇にまぎれて毎晩通ってくるだけで決して姫に姿を見せようとしませんでした。 あるとき、姫があなたの正体を知りたいと言うと、大物主は明日の朝に姫の櫛を入れる小さな箱にいることにすると宣言。 そして朝に、姫が小箱を覗くとなかには美しい小さな蛇がいました。 姫が驚くと、大物主は馬鹿にされたと怒り、山に帰ってしまい、恥じた姫が尻もちをつくと、たまたまそこにあった箸がホト(女陰)を突いて死んでしまいます。 その姫を埋葬したのが三輪山のふもとにある箸墓で、日本最古の前方後円墳可能性がある古墳です。  古代エジプトでもそうですが、蛇は男性器をイメージします。


つまり、三輪山の神である大物主が怒って山に立てこもった後、大和朝廷のシンボルである前方後円墳が誕生するという、大物主から初期大和朝廷(邪馬台国)への主権の委譲があったと見るべきでしょう。






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