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2011/1/23

邪馬台国と卑弥呼-65  出雲国風土記と記紀神話の不一致  邪馬台国と卑弥呼
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「スサノオのオロチ退治」 のモニュメント


出雲と聞けば、スサノオの八俣のオロチ退治の伝説が有名ですが、

かなり衝撃的ではありますが、「出雲国風土記」には、この話自体が存在しないのをご存知でしょうか。  よって、スサノオがオロチから救出したクシナダ姫の伝説もありません。

また、国生みの話でも、出雲国風土記では、次のような話が伝えられておりますが、

「八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)は、出雲の国は狭い若国(未完成の国)であるので、他の国の余った土地を引っ張ってきて広く継ぎ足そうとした。 そして、佐比売山(三瓶山)と火神岳(大山)に綱をかけ、以下のように「国来国来(くにこ くにこ)」と国を引き、できた土地が現在の島根半島であるという。」

この神話は、古事記にも日本書紀にも記されておらず、出雲国をつくった祖である八束水臣津野命は、古事記には何の説明もなく1回名前が出るだけで、日本書紀に於いては出雲国をつくった神の名前すらでてきません。  さらに、出雲国風土記では、国譲りの話でも、国譲りを要求した高天原の武人である建御雷之男神も登場しません。


いやいや、日本書紀や古事記は自分の都合の良いように書いているだけで、スサノオのオロチ退治は出雲にあった話だといってみても、その出雲国風土記に記述がまったくなく、逆に日本書紀や古事記に書かれているのです。  神話研究家の常識では、出雲国風土記の多くの伝承の中で、記紀に共通もしくは近似性のある伝承があるかといえば、ほとんど見出せないとされています。 


この矛盾を解決するのが、実は古事記の出雲神話は、四国の阿波(徳島)を舞台にしたイツモ神話であり、出雲神話の舞台が島根県の出雲だとする常識は、過去のものとなり、封印されていた阿波東部の海岸全域に広がるイツモが最近の研究では浮上してきているようです。

まだ、私も勉強中ですが、どうも中国江南地方からやってきた海人族は、南九州、さらに北九州、四国・中国地方の瀬戸内海の島々に住み着き、淡路島・阿波にその拠点をもち、そこから力をつけながら日本全国に勢力を広げていったという感じでしょうか。

まあ、確かに、よそ者がやってきて場合、誰も住んでいない島にまず住み着くのが安全というものです。 そこで、苗族の鹿信仰と日本の島々の鹿信仰が結びついたのかも知れません。 船に乗った鹿を描いた土器が発見されていますが、これは大人しくて体の大きな鹿を食料として乗せていたのだと思います。 鹿児島、志賀島、鹿島、など、鹿の名前がついた島が多く、西日本の多くの島には鹿がいます。


邪馬台国と卑弥呼-34  苗族と鹿信仰
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1281.html
邪馬台国と卑弥呼-27  苗族の天岩戸伝説
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1274.html
邪馬台国と卑弥呼-31  苗族の結婚と日本神話
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1278.html
邪馬台国と卑弥呼-36  犬頭人
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1283.html
邪馬台国と卑弥呼-37  苗族の闘牛
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1284.html
邪馬台国と卑弥呼-54  呉服 
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1302.html


今日、常識となっていますが、この中国の江南地方からやってきた海人族が、船で稲作を広めていったという事なのでしょう。


稲作伝来
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1247.html
邪馬台国と卑弥呼-51  稲作伝来-2
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1298.html


国生み神話に関しても、日本のグレートマザーであるイザナミの名を冠した式内社は、全国で徳島にしかありませんし、国譲りの建御名方命にしても、既に紹介したとおりです。


邪馬台国と卑弥呼-63  阿波 伊射奈美(いざなみ)神社
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1311.html
邪馬台国と卑弥呼-64  阿波 多祁御奈刀弥神社 
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1312.html


また、阿波には、非常に古い歴史を有した由緒正しい式内社が50座もあり、記紀神話の有名どころの神様はほとんどいるそうです。
大国主命も阿波の神社に鎮座されていますし、その子供である、建御名方命や事代主神の名を冠した式内社も阿波にはあります。  特に、事代主神の名を冠した式内社は、出雲や島根には一社もなく、徳島にしかないようです。 


まだはっきりとした事はいえませんが、天孫降臨とは中国の苗族(呉・越を建国)が南九州に降り立った事をいい、その後、西日本の島々に住み着き、船で稲作をひろめてゆき、その中心となる拠点が淡路島や阿波で、そこから力をつけながら全国に勢力を伸ばした。  そして、苗族の一部である倭族がつくった滇(てん)王国は、シルクロードの南端で、ローマやユダヤの文明も伝わっており、彼らが四国にやってきたとき、そのユダヤの伝説を一緒にもってきた。 

邪馬台国と卑弥呼-45  滇(てん)王国  
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1292.html

それが、阿波(徳島)の剣山に伝わるアーク(聖櫃:日本のお神輿にそっくり)伝説となった。  何より面白いのが、ノアの箱舟がアララト山に漂着した7月17日に、剣山ではお神輿を担いで山頂に登る習慣がある事である。  

剣山アーク伝説高画質版
http://www.youtube.com/watch?v=Jy_9ZQvilZ8&feature=player_embedded#!

女性シャーマンを抱く、滇(てん)王国が、北からの漢民族の侵入を受け衰退をはじめたのが紀元100年頃なので、その時期に倭族は日本に逃れてきた。 彼らが邪馬台国の倭人であり、魏志倭人伝にもあるように、風習が中国の江南地方とそっくりであるというのもうなずける。

邪馬台国と卑弥呼-55  卑弥呼の踊り
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1303.html 

ただ、魏志倭人伝にある倭人の国とは、北九州と南朝鮮あたりで、中国の江南地方からきた人々の事であり、魏志倭人伝の言う邪馬台国は北九州である。

しかしながら、鉄利権を調整するためにつくられた、連立政権である、本当の邪馬台国(初期大和朝廷)は畿内にあり、畿内勢力におされた北九州勢力は、起死回生の手段として魏に朝貢を行った。

それに激怒した、本当の卑弥呼(神功皇后)は、北九州の山門(やまと)の女首長である田油津媛(偽の卑弥呼:起死回生のため魏に朝貢)を誅殺し、北九州を平定。 

邪馬台国と卑弥呼-11  二人の卑弥呼
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/1258.html

そして国内を統一した日本は新羅征服、その時、神功皇后は子(応神天皇=仁徳天皇)を宿しており、応神天皇は北九州で生まれ、彼が大和朝廷をひらき、世界最大の陵墓である仁徳天皇陵ができた。  古事記は三巻に分かれ、神話としての応神天皇と、現世としての仁徳天皇の内容が同じなので、応神天皇(神話の世界)=仁徳天皇(現世)と考えて間違いないと思われる。

邪馬台国とは、阿波・淡路島の勢力が、三輪山ふもとの纒向に移動し、出来た連合国家であった。  その証拠に、日本最古(箸墓の数十年〜100年前)の巨大前方後円墳は徳島で発見されており、ただし小型で数は物凄く多く、それが100年ほど続いた後、忽然と徳島から姿を消し、その後、近畿地方い巨大な前方後円墳が出現する。


こう考えれば、話のつじつまがあってきます。 


邪馬台国「四国・徳島」説 1/4
http://www.youtube.com/watch?v=O3fHE7Kn4Qc&feature=player_embedded 
邪馬台国「四国・徳島」説 2/4
http://www.youtube.com/watch?v=EI_4166yzs0&feature=related
邪馬台国「四国・徳島」説 3/4
http://www.youtube.com/watch?v=yna36RS39c0&feature=related
邪馬台国「四国・徳島」説 4/4
http://www.youtube.com/watch?v=geNulpaiBNw&feature=related


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林博章先生の最新刊「倭国創生と阿波忌部」は、Amazon.comでは扱っていないようですが、5000円だそうなので、購入先は自分で見つけてください。



   



5

2013/9/13  15:13

投稿者:いくお
先ほどのコメントでは失礼しました。

四国が封印された謎に迫っていただきたいですね。


http://blogs.yahoo.co.jp/autoikuo

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