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2006/3/7

フラッシュメモリー  科学技術

アップル社のi−podが、小型軽量を売り物にして、大ヒットしておりますが、技術を煎じ詰めてみれば、ただフラッシュメモリーを使っているだけに過ぎません。 

この画期的なフラッシュメモリーを、世界で初めて発明したのは、元東芝の舛岡富士雄です。

--------------------------フラッシュメモリーの説明-----------------------

フラッシュメモリーには、NAND型とNOR型というものがありますが、どちらも元東芝の舛岡富士雄が発明しました。

NAND型は高容量に向いていますが、ランダムアクセス読み出しが遅いという性質を持っているので、主に映像を記憶するデジタルカメラや、音楽を記憶するi−podなどの
用途に使われます。

一方のNOR型は、高速アクセスできる利点がありますが、高容量に向いていない性質を持っているので、携帯機器のプログラムの記憶用などに使われます。

従来からあったICメモリーであるDRAMは、電気を切ると情報が全て消えてしまう為に、ビデオカメラ、デジタルカメラ、オーディオ情報を記憶させる為のメモリーとしては使うことが出来ませんんでした。

それで、昔は磁気テープを使っていたり、今日でもハードディスクや光ディスクのように、機械仕掛けの記憶装置が必要となり、機械であるが故に壊れ易く、システムは大きな物となっていました。

舛岡氏の発明のフラッシュメモリーは、電気を切ってもDRAMのように記憶情報が消える事がないので、機会仕掛けの装置や磁気テープ、プラスチックの円盤などを必要とせず、i−podのような超小型のオーディオ機器(記憶装置)ができるのです。


------------------ 東芝、インテルとサムソンに技術ライセンス---------------------

舛岡氏は、1984年に国際会議で、この画期的なLSIをフラッシュメモリーと名づけ、国際会議で発表しました。 消費電力は小さく、製造コストも安く、様々な機器への応用が考えられましたが、東芝は本格的な開発に着手しないまま、インテルに技術を供与しました。

インテルは、すぐさま300人の技術者を貼り付けて、製品化に成功しNOR型が先行して普及する事になります。 そして、インテルは今日でもトップシェアを持っています。

また、東芝は韓国のサムソン社に、NAND型の技術ライセンスをして、今ではNAND型はサムソン社がトップシェアになっています。 アップル社のi−podも、サムソン社のフラッシュメモリーが使われている事は周知の通りです。

今後、フラッシュメモリーの容量が大きくなっていくと、携帯用のノートPCのハードディスクに取って代わり、小型・小電力・壊れないというメリットを活かし、全ての電子機器に幅広く使われ、巨大なマーケットが期待されます。

まさに、世紀の発明といっても過言でないと思います。


-----------Wikipediaでも世界最初の発明者と認められる舛岡富士雄------------------

WikipediaのFlash memoryのところには、舛岡氏が発明した物だと紹介してくれています。 また、インテルはこの発明の大きな可能性に気付き、1988年にNOR型フラッシュメモリーを初めて商品化した事も記述されています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Flash_memory

Flash memory was invented by Dr. Fujio Masuoka while working for Toshiba in 1984. According to Toshiba.

Dr. Masuoka presented the invention at the IEEE 1984 Integrated Electronics Devices Meeting held in San Jose, California. Intel saw the massive potential of the invention and introduced the first commercial NOR type flash chip in 1988.

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