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2006/3/21


イラク国内で、スンニ派とシーア派による内戦状態となってきていますが、これはイギリスもアメリカも最初からの計算内であると思います。

だいたいにして、考えてください。 イラクの主流を占めるのはシーア派であり、イラク国内が安定し民主化すると、シーア派の反米政権が出来上がるわけです。 

アメリカとて、最初から分かっている事ですから、この事態を避けたいわけで、またイランを攻撃する大義名分が欲しいので、イラク内のシーア派をスンニ派をつかって、挑発させ、イランやイラクのシーア派が過激な行動にでたところで、軍を差し向け力技で、中東をねじふせる戦略だと思います。

すなわち、イラクのスンニ派とシーア派の抗争を、中東全体のスンニ派とシーア派の代理戦争に利用し、中東全体を巻き込む抗争にさせようという事です。

イスラム国家に、巨大な兵器産業はないので、武器はアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国などから購入しています。 反欧米を唱えながら、目先のお金に目がくらみ、しっかりと欧米の手下となっている一部のイスラム指導者層の腐敗を見たとき、やるせないものを感じます。

現在、スンニ派の軍事費用はどこから拠出されているかというと、サウジアラビアやエジプトなどのスンニ派大国からです。 ご存知の通り、サウジアラビアの王家は、アメリカから巨額の賄賂?工作資金を受け、アメリカの傀儡のような物です。 彼らがスンニ派ゲリラに給料までだし、戦闘手当てまで支払っています。 噂では、石油などの収入の約5%をスンニ派の宗教組織に寄付しているとも言われています。

一方、シーア派もイランの資金とイラク国内の石油収入による資金を使って、イラン革命軍の義勇兵を、マフディ軍などの民兵組織に派遣しています。

イスラム教徒の中で、スンニ派は約83%、シーア派の割合は約16%と圧倒的に、スンニ派が占めています。 よって、イランなどのシーア派は、この形成を逆転する為に、核兵器を持とうとしているわけです。 決して、イスラエルだけが、標的ではありません。

また、スンニ派勢力の武器はアメリカやイギリス製で、シーア派勢力の武器はロシアや中国製ではないでしょうか。

昨年の議会選挙によって、米軍占領下の「暫定政権」の期間が終わり、ようやくスンニ派とシーア派の間で、和解が始まろうかとした矢先に、シーア派の最も重要な聖地である「アスカリヤ・モスク」が、スンニ派によって破壊されてしまい、今日の泥沼化したイスラム同士の内戦状態になってきておりますが、

これで喜ぶのはシーア派に政権を持たせずにすみ、イスラム同士で敵対させておき事により、イラクを傀儡化しておくには、好都合なアメリカとイギリスに違いありません。
 
そして、この抗争が激しさを増したとき、「いい加減しろ」という事と、「イラクに平和を」の大義名分の下、アメリカやイギリスの軍隊が、イラクやイランに攻撃を仕掛け、サウジアラビア、イラク、イランの中東の大国が、実質的にアメリカの支配下に収まるのでしょう。

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