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2006/5/23

ヤコブとラケルの出会い  旧約聖書
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■Jacob Encountering Rachel with her Father's Herds 1836年
Oil on canvas, 66 x 92 cm
Österreichische Galerie, Vienna
ヨセフ・フォン・フェーリッヒ(FÜHRICH, Joseph von)作


旧約聖書(創世記29−31章)  要約

ヤコブは旅を続けて、母リベカの故郷カランへたどり着いた。 そこで、母リベカの兄ラバンと出会い、ヤコブは全て打ち明けた。 ラバンは快く、ヤコブを迎えた。 それから1ケ月間、ヤコブはラバンの下で、一生懸命働いた。

ラバンには二人の娘がいた。姉レアと妹ラケルである。 姉レアは、優しい目をしていて、妹ラケルは顔も美しく、容姿も優れていた。 ヤコブは次第に美しいラケルを愛するようになった。

ラバンは、よく働いてくれるヤコブに、何か欲しい物を聞いた。 ヤコブはラケルと結婚できるなら、七年間、ラバンの下で働くと願い出た。  七年後、壮大な結婚式をしたのに、夜になり床にやってきたのは姉レアであった。 朝、それに気付いたヤコブは、なぜかと問いただした。 ラバンは姉が先に嫁に行くのがしきたりだと言う。 もう七年働いたら、妹ラケルも嫁にやると言った。 ヤコブはさらに七年間働いたが、ラケルを愛していたので、それはほんの数日のように思われた。 そして二人を嫁にした。

レアとの間に子供は次々と生まれたが、ラケルとの間には子供ができなかった。 ラケルは自分の身代わりに、自分の召使いビルハにヤコブの子供を生ませた。 一方、レアも召使いジルバに子供を生ませ、ヤコブには十人の子供が生まれていた。

子供のできないラケルは神に祈った。 神はラケルの願いに答え、男の子を授けた。 ラケルは、その子をヨセフと名付けた。 

ヤコブはラバンの下で十数年も働き、財産も次第に増えていった。 ラバンやラバンの子供たちはそれに嫉妬し、ヤコブがラバンの財産を盗もうとしていると疑った。 

主なる神は言った。 「ヤコブよ、心配せずにあなたが生まれた先祖の故郷に帰りなさい。」

ヤコブは、一族をひきつれカランを旅立った。 ラバンはヤコブが娘、孫、羊などの財産を持って逃げたと思い、追いかけてきた。  しかし、その昨夜、主なる神がラバンをヤコブと争う事のないよう告げていた。 お互い、危害を与えぬことを約束したラバンとヤコブは、石塚(ガル)をつくり、証拠(エド)とした。 それで、その名前はガルエドと呼ばれ、また見張り所(ミツバ)とも呼ばれた。

ヤコブは山の上でいけにえをささげ、一族を招いて食事を共にした。食事の後、彼らは山で一夜を過ごした。


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ヤコブは晩年、愛するラケルとの間に出来たヨセフを寵愛しますが、ヨセフは嫉妬した兄達にエジプトに奴隷として売られました。 彼らはヨセフの上着を獣の血で浸し、父ヤコブのところへ持っていったので、父ヤコブはヨセフが野獣に食われてしまったと思い、大変悲しみました。

しかしヨセフは数奇な人生を送り、エジプトでファラオの宰相となり、ヤコブとヨセフは再会を遂げ、やがてヤコブと兄達は、一族をあげてエジプトに移住することになりました。


ヨセフの後に、ヤコブとラケルとの間にベニヤミンが生まれますが、このヤコブの12人の息子達が、イスラエル12部族の祖となったと伝えられています。



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