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2006/5/25

兄エサウとの和解と父イサクとの再会  旧約聖書
旧約聖書(創世記33章−35章)  要約

昼になり、ヤコブが一行に追いついたころ、前方から兄エサウが四百人の者を連れてくるのが見えた。  ヤコブは7回おじぎをしながらエサウに近づいていった。 

エサウは走って来てヤコブを迎え、抱き締め、首を抱えて口づけし、共に泣いた。 兄は全てをゆるした。 こうして兄弟の間にあったわだかまりは、長い年月を経て消え去った。


エサウに別れを告げたヤコブは、再び旅を続けた。  ヤコブはやがて、一族の者すべてと共に、カナン地方のルズ、すなわちベテルに着き、そこに祭壇を築いて、その場所をエル・ベテルと名付けた。 兄を避けて逃げて行ったとき、神がそこでヤコブに現れたからである。  

ヤコブがパダン・アラムから帰って来たとき、神は再びヤコブに現れて彼を祝福された。

神は彼に言われた。

「あなたの名はヤコブである。 しかし、あなたの名はもはやヤコブと呼ばれない。 イスラエルがあなたの名となる。」

神はこうして、彼をイスラエルと名付けられた。 神は、また彼に言われた。

「わたしは全能の神である。 産めよ、増えよ。 あなたから 一つの国民、いや多くの国民の群れが起こりあなたの腰から王たちが出る。 わたしは、アブラハムとイサクに与えた土地をあなたに与える。 また、あなたに続く子孫にこの土地を与える。」

神はヤコブと語られた場所を離れて昇って行かれた。

ヤコブは、神が自分と語られた場所に記念碑を立てた。それは石の柱で、彼はその上にぶどう酒を注ぎかけ、また油を注いだ。  そしてヤコブは、神が自分と語られた場所をベテルと名付けた。

一同がベテルを出発し、エフラタまで行くにはまだかなりの道のりがあるときに、ラケルが産気づいたが、難産であった。

ラケルが産みの苦しみをしているとき、助産婦は彼女に、

「心配ありません。 今度も男の子ですよ」と言った。

ラケルが最後の息を引き取ろうとするとき、その子をベン・オニ(わたしの苦しみの子)と名付けたが、父はこれをベニヤミン(幸いの子)と呼んだ。

こうして、ラケルは自分の命とひきかえに末の子ベニヤミンを生んだ。

ラケルは死んで、エフラタ、すなわち今日のベツレヘムへ向かう道の傍らに葬られた。
ヤコブは、彼女の葬られた所に記念碑を立てた。 それは、ラケルの葬りの碑として今でも残っている。

ヤコブは、ようやく年老いた父イサクの住む故郷に帰り着いた。 父イサクと再会を果たすことができたが、母リベカはすでに、この世にはいなかった。

その後、イサクは百八十歳でこの世を去った。 高齢のうちに満ち足りて死に、先祖の列に加えられた。 息子のエサウとヤコブが彼を葬った。

ヤコブは、父イサク亡き後も、ここカナンに住んだ。

ここが神の約束の地であったからである。


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