renaissancejapn@aol.com

2006/5/27

一神ではないユダヤ教の証拠  宗教・思想・哲学・文学・芸術
厳格な一神教であると教えられるユダヤ教ですが、旧約聖書を読んでみると、必ずしもそうではない事が分かります。

一神でない証拠としては、旧約聖書のなかにでてくる神の言葉で、神自身が「我々・・」とか、「他の神々・・・」と語っているのです。 ユダヤ教の聖書である旧約聖書(ヘブライ語聖書)で神がそう語り、聖書を編集した人がそう記述している以上、我々がそうではないと、この歴然たる事実を否定することは出来ません。

*旧約聖書、新約聖書は、キリスト教でそう呼ばれているだけで、ユダヤ教の立場からはユダヤ教聖書、ヘブライ語聖書と呼ばれています。 日本では、ほとんどユダヤ教徒がいないので旧約聖書と一般的に呼ばれています。


それでは、旧約聖書のどこに記述されているのか、例をとって紹介したいと思います。


創世記の最初の、創世記第1章1節に、
「初めに、神は天地を創造された。」
と日本語訳ではありますが、

ヘブライ語聖書の英語Ver.では、
When Elohim began to create heaven and earth, the earth was untamed and shapeless, and darkness was on the surface of the deep water.
http://www.hope.edu/academic/religion/bandstra/RTOT/CH1/CH1_1A1A.HTM

と、エロヒーム(Elohim)=神々が創った、と記述されています。 ヘブライ語では、神のことをエルと言います。 天使ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエルなど、注意してみると、天使の名前の最後にエルがついているのが分かりますが、これは天使が神の使いであるからです。 エロヒームは、エルの複数形ですから、原文を正確に訳すならば、
神々が天地を創造された。」
となります。 すなわち、神々(複数)が創ったのです。


次に、創世記第1章26節では、私のBolgのリンク先の旧約聖書から引用すると、

神は言われた。
我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。 そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」
http://www.is.seisen-u.ac.jp/~zkohta/bible/old_t/1/gen.html#gen01


次は、アダムとエヴァが禁断の果実を食べた、創世記第3章22節の場面です。

主なる神は言われた。
「人は我々の一人のように、善悪を知る者となった。今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きる者となるおそれがある。」
http://www.is.seisen-u.ac.jp/~zkohta/bible/old_t/1/gen.html#gen03


また、旧約聖書の英語Ver.でも神自身が一神でないことを認めています。
22 And the LORD God said: 'Behold, the man is become as one of us , to know good and evil;
http://www.mechon-mamre.org/e/et/et0103.htm


これらの例以外にも、旧約聖書の中を探せば、神が一神でない表現はいくらでも見つけることができます。 

このように、旧約聖書のなかで、神自身の言葉で、複数の神が存在する事が語られているのは歴然たる事実でありますが、しかしながら、一方でユダヤ教は厳格な一神教であるというのも事実です。 これは、どのように解釈すればよいのでしょうか、次の投稿で説明したいと思います。

2

2006/6/5  19:05

投稿者:CSKA352
ずいぶんたくさんの疑問ですね。
ユダヤ教徒でもなく、ヘブライ語も英語もよくわからない私には手に負えません。
私はエホバの証人から聖書について教わっておりますので、彼らなら確かな答を与えてくれるとおもいます。URLに連絡先を入れておきます。

私の拙い知識で言わせていただけば、
聖書筆者は聖書の著者ともいえる神の聖霊の助けを受けて書いたわけであり、後に起こることのの預言など元々筆者が知っていたとは到底思えないことを筆者は記すことが出来たわけです。
創世記を書いたモーセが地上に来る前のみ子イエスについて知らなかったとしてもそれは問題ではないでしょう。

士師記10章ではイスラエル人がまことの神を捨て異国の神々に仕えるようになってしまった事が述べられています。
人間が勝手に作り出した神々がいたことは事実であり神がそれを認めているのは当然のことと思われます。

Godを複数形にしたところで誤解なく神の偉大さがつたはるかは疑問です。

私はユダヤ教が厳格な一神教か他の神々を認識する拝一神教などということに興味はなく、自分の愛する創造者とそのみ言葉聖書についての正確な理解を得る助けに慣れればと思ってコメント致しました。
御機嫌よう!


http://www.watchtower.org/how_to_contact_us.htm

2006/6/5  10:53

投稿者:Renaissancejapan
CSKA352さん、神学的解釈を教えていただきましてありがとうございます、勉強になります。

しかしながら、ここで神々と複数で表現しているのを単数の事だとこじつけるのは、いささか強引に思われます。 旧約聖書(ヘブライ語聖書)が書かれたときには、イエス・キリストはまだ生まれてないわけで、書き手がキリストの存在を知る由はありませんからusとはならないと思います。

また、威光のある神という意味で複数形というのも、私はキリスト教徒の中で強引にそう解釈しているのは知っていますが、キリスト教徒でない私からすると疑問です。 何故なら、単数形での神という言葉には威光がないのかということになってしまうからです。 また、ヘブライ語を訳したものでない英語の聖書にはGodと単数形で表現されています。 威光を強調する為というのであれば、何故複数形にしないのかという疑問も湧いてきます。 

神という言葉の複数形が何故必要であったのかを考えれば、簡単です、他の神々がいたからです。  

学術的に古代イスラエル信仰は、他の神々を認識する拝一神教であることが、Wikipediaで紹介されていますので、見てみてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%9D%E4%B8%80%E7%A5%9E%E6%95%99
(抜粋)拝一神教 :拝一神教は他の神々の存在を前提とする。 拝一神教の例:古代イスラエルのヤハウェ信仰。

また、主(ヤハウェ自身)が、「他の神々」と聖書の中で表現していることからも、Wikipediaにあるように他の神々を認識し、複数の神々の存在を認めていることは明白です。 
旧約聖書(士師記10章11-14節)
http://www.is.seisen-u.ac.jp/~zkohta/bible/old_t/1/jdg.html#jdg10

2006/6/4  19:26

投稿者:CSKA352
つぎにone of usの件ですが、私の使っている聖書の英語訳でもでてますね。
http://www.watchtower.org/bible/ge/chapter_003.htm#bk22
当時の宇宙事情といいますか、背景を考えてみるといいかもしれません。
コロサイ1章15,16節を見ると
「彼<文脈から御子イエスのことだといえます
は見えない神の像(かたち)であって、全創造物の初子です。なぜなら、他のすべてのものは・・・彼によって創造されたからです」
コリント第一の手紙8章6節では
「ひとりの主、イエス・キリストがおられ、この方を通してすべてのものがあり、わたしたちもこの方を通してあるのです」
この方について箴言8章の30節あたりでは
「地の基(もとい)が定められたとき優れた働き手として神の傍らにあり、神が日々特別の親愛の情を置く者」として述べられています。

このことから創世記1章26節の「我々に似せて、人を造ろう」なども、神は一緒に働いていた御子、人間となられる前のイエスに語りかけておられたといえるのではないでしょうか。


2006/6/4  18:35

投稿者:CSKA352
拝啓Renaissancejapan様
管理人は大変ですね。お察しします。

まずは先週の続きを。
「旧約の言語が〇〇ヒーム<お察しください・笑
(イスラエルの神に用いられている場合)に複数概念をいっさい付与していないことはとりわけ次の事実に示されている。
すなわちこの語は、ほとんどいつの場合も単数形の述語動詞と共に用いられており、これに伴う限定形容詞も単数形である。
〇〇ヒームはむしろ強意の複数形であり、偉大さや威光を示し、その方がまさしく大いなる神であることを表わすものと理解すべきである。
これは、人間に関して用いられる複数形の語、アドニーム{主人}やベアーリーム{所有者;主}と同種のものである」
(The American Journal of Semitic Languages and Literatures,第21巻,シカゴおよびニューヨーク,1905年,208ページ)

崇拝の対象とされるだけあって神にはいろいろな称号がありますが、どうやら〇〇ヒームという称号は卓越もしくは威光を表す複数形であって、多重神格もしくは多数の神々を表すものではないようです。

2006/6/4  3:43

投稿者:Renaissancejapan
英語で集合名詞という物がありますが、例えばPeople(人々)です。 辞書を引いてもらえれば分かりますが、これは「人々」をひとくくりにした名詞で、単数形で扱われます。 正確に言えば、会話の内容によっては複数形で扱われる場合もあります。

この例を見ても分かりますように、集合名詞の場合は、単数形で扱われたからといって、Peopleはあくまでも複数の人たちのことであり、一人を意味するものではありません。

ヘブライ語で、神の単数形はEL(エル)という言葉があるにも関わらず、旧約聖書でElohim(エロヒーム)という複数形の単語を用いている事、また one of us のように、明らかに us という複数形を使って表現している事を考えれば、複数を意識している事は明白です。

* 最近、Hなサイトのトラックバックが多くて、「エロ」という単語を制限していたので、「エロヒーム」と書かれた投稿が受け付けられなかったのだと思います。 私自身も、それでハマってしまったので、解除して今回のコメント投稿しました。(笑)

2006/6/3  15:59

投稿者:CSKA352


この語は、ほとんどいつの場合も単数形の述語動詞と共に用いられており、これに伴う限定形容詞も単数形である。

2006/5/28  22:47

投稿者:CSKA352
(The American Journal of Semitic Languages and Literatures,第21巻,シカゴおよびニューヨーク,1905年,208ページ)

2006/5/28  22:43

投稿者:CSKA352
私の聖書の付録(新世界訳 参照資料付)にはこのように書いてありました。

2006/5/28  22:35

投稿者:CSKA352
ぺージの管理者により登校が制限されています。

2006/5/28  22:07

投稿者:ZSKA
投稿出来ない

※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ