2006/5/29
絶対神 ヤハウェ 宗教・思想・哲学・文学・芸術
旧約聖書(出エジプト記第3章14節)
神はモーゼに、「わたしはある。わたしはあるという者だ」と言われ、また、「イスラエルの人々にこう言うがよい。 『わたしはある』という方がわたしをあなたたちに遣わされたのだと。」
『わたしはある』というヘブライ語が「ヤハウェ」。
ヘブライ語の文字は22字よりなり、すべて子音文字。 英語のアルファベット表記では
「YHWH」となり、神聖四文字(テトラグラマトン)と呼ばれています。
しかしながら、神の名をみだりに呼んではならないという、モーゼの十戒の3戒目を厳守したユダヤ人は、伝統的にYHWHの事を、「アドナイ(主)」と呼んできました。
中世のマソラなどの写本において、神聖四文字に母音を補うようになり、YHWHの間にアドナイの母音であるe,o,aを挿入して、「YEHOWAH」となり、キリスト教徒の間では、「エホバ」と音訳するようになりました。
ユダヤ教徒の間では、今でも「ヤハウェ」、もしくは「ヤハヴェ」と発音するのが正しいようです。
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神はモーゼに、「わたしはある。わたしはあるという者だ」と言われ、また、「イスラエルの人々にこう言うがよい。 『わたしはある』という方がわたしをあなたたちに遣わされたのだと。」
『わたしはある』というヘブライ語が「ヤハウェ」。
ヘブライ語の文字は22字よりなり、すべて子音文字。 英語のアルファベット表記では
「YHWH」となり、神聖四文字(テトラグラマトン)と呼ばれています。
しかしながら、神の名をみだりに呼んではならないという、モーゼの十戒の3戒目を厳守したユダヤ人は、伝統的にYHWHの事を、「アドナイ(主)」と呼んできました。
中世のマソラなどの写本において、神聖四文字に母音を補うようになり、YHWHの間にアドナイの母音であるe,o,aを挿入して、「YEHOWAH」となり、キリスト教徒の間では、「エホバ」と音訳するようになりました。
ユダヤ教徒の間では、今でも「ヤハウェ」、もしくは「ヤハヴェ」と発音するのが正しいようです。
