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2006/6/6

本当にあった大洪水  旧約聖書
最近の調査では、ノアの大洪水は本当に起こったものであり、それは紀元前3500〜4000年頃にメソポタミアで起こった大洪水がモデルであったとされています。

地球上での最後の氷期は、7万年前からはじまり1万5000年前まで続いたヴュルム氷期ですが、その後で地球規模の大洪水が3〜4回ありました。 

その最後の洪水が、紀元前約3500〜4000年頃のもので、そのころ日本でも縄文海進と呼ばれる海水面の上昇が今より3〜5mとピークの高さを迎えた時代がありました。 

イギリスの考古学者ウーリーが、1929年にシュメールの都市国家ウルの王墓を発掘した際に分かった事ですが、

この頃のメソポタミアの地層からは約3メートルもの粘土の堆積層が広範囲に発見され、洪水の規模は、地上7mの水位で、長さ480km、幅160kmの土地が水没したと推測されています。 この規模は、メソポタミアに住んでいた人たちにとっては、世界の全てが水に沈んだと考えたとしても不思議ではありません。

また、シュメール人が楔形文字で残した「ギルガメッシュ叙事詩」には、旧約聖書が成立する約1000年も前から、ノアの大洪水伝説とそっくりな話があることが分かりました。

面白いことは、人々の思想が違えば、同じ事が起きても全く違って考えてしまう事です。 エジプトでは洪水は神の恵みと考えましたが、シュメールでは人々の行いに対する神の怒りと考えました。 こうして、このシュメール文明の影響を受けたユダヤ人は、旧約聖書で、神に対する信仰を失い、堕落した生活を送る人類を、神は敬虔なノアの家族を除いて滅ぼそうとしたと考えました。

シュメールのウルの都市には、ジグラットと呼ばれる高さが約30mもある高層神殿が
都市の中心にありましたが、それは度重なる洪水から人々を守ったり、食料を貯蔵し守る役割がありました。 バベルの塔のモデルとなったジグラットですが、本来の機能は人々の暮らしを守る重要な物であったのです。 もっとも神様が洪水で滅ぼそうとした人間達が高いところに逃げてしまうので生意気だと思ったのかどうかは知りません。


最後に、ギルガメッシュ叙事詩の大洪水の物語を紹介します。

主は言われた。
「シュルパックの人、ウパラ=トゥトの息子よ、家を打ち壊し、舟を造れ。…すべての生きものの種を舟に積み込め。おまえが造るべきその舟は、その寸法を定められた通りにせねばならぬ。(略)」 六日六晩にわたって、嵐と洪水が押し寄せ、台風が国土を荒らした。七日目がやってくると、洪水の嵐は戦いに敗れた。(略) そしてすべての人間は泥土に帰していた。(略) 船はニシルの山にとどまった。 七日目がやってっくると、私は鳩を解き放してやった。 鳩は立ち去ったが、舞い戻ってきた。 (略) 私は大烏を解き放してやった。大烏は立ち去り、水が引いたのを見て、ものを食べ、飛び回り、かあかあ鳴き、帰ってこなかった。 そこで私は(略)、生け贄をささげた。

 
9

2014/10/20  14:21

投稿者:のんちゃん
よくわかります

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