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2006/6/10

シュメール神話 人類の創造  古代文明・神話
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アヌンナキ(=神=宇宙人)と猿人の交配による地球人の創造

アトラハシス物語 人類の創造
惑星ニビルから地球にやってきた指揮官エアは、四つの川ヒデケル(チグリス川)、プラス(ユーフラテス川)、ギボン(カルン川)、ピジョン(クウェート川)の合流点に都市を建設し、ペルシャ湾で金の採掘を始めました。 しかしながら、金採掘の労働者不足から下層労働者階級のアヌンナキの暴動が起こり、指揮官エアは左遷され、新しくエンリルが指揮官として任命されます。そして、また労働者階級のアヌンナキたちは、指揮官のエンリルに反乱を起こしたので、位の高いアヌンナキたちは会議を開き、科学者エンキが、アヌンナキと猿人を交配させて、奴隷労働者(=人間)を創る事になりました。 そうして、地球状で最初の人類が生まれ、シュメール語で「混ぜ合わされた物」という意味の「ルル」と呼ばれるようになりました。


アヌンナキの体からは、テマエ(記憶を保存する物;遺伝子?)とシル(精子を意味する)という二つの聖なる物質が採取され、猿人からは卵子が採取され、清められた容器の中で混ぜ合わされ、それは鋳型に移され一定期間待った後、「誕生の神」アヌンナキの女性の子宮に戻され、人間は誕生する事になりました。 

しかしながら、アッカドの古文書では、アヌンナキの女性科学者ニンハルサグは、月を数えて10番目の月になっても、出産しなかったので、器具を用いて子宮を開き、胎児を取り出しました。  ニンハルサグは、新しく生まれた胎児を高く差し上げ、喜びに打ち震えながら叫びました。 「私は創造した! わが手は創造をなしとげた!」  アヌンナキと猿人の交配種である地球人は帝王切開で誕生したのでした。

しかしながら、このやり方では、人間を創るのにアヌンナキ女性の苦労は大変な物になるので、エディンで人間に子供を生ませる能力をつけさせ、南東アフリカのアブズに移動させ、人間は南東アフリカのアブスで、最初に増殖する事になりました。

大洪水の前に王権が天から下され、最初の都市エリドウが築かれ、これ以降は神のアヌンナキが人間とセックスした結果の半神半人の王が治めるようになりました。 ウルクのギルガメッシュ王も、自分は、2/3は神、1/3が人間であると言っています。

しかしながら、アヌンナキたちと人間の娘とのセックスの乱れに、アヌが怒り、大洪水を使って人間達を抹殺しようとしました。 

このシュメール神話を見てみると、旧約聖書と多くの類似点があることが分かります。まずは、四つの川が合流するところで人類は誕生します。(エデンの園)
そして、旧約聖書では天使達が地上に降りてきて、美しい人間の娘達を次々に妻にしていきますが、シュメール神話でも神のアヌンナキと人間の娘との乱れの記述があり、この後に神は大洪水で堕落した人間達を滅ぼそうとしています。

また、精子と卵子を取り出して、また子宮に戻すという、今で言う人工授精のような記述とか、帝王切開により最初の人間を取り出したという記述も面白いところです。 当然、当時には人工受精などという技術はなかってでしょうが、植物を育てたり、動物を飼っていたシュメール人は、既に生命の仕組みというものが、インスピレーションで分かっていたのだと思います。

また、神と人間を掛け合わせるといった発想も面白いです、遺伝子工学の発達した今なら何ら異種の動植物の掛け合わせを不思議にも思いませんが、当時の発想としては画期的な物であると思います。

神の形に似せて創られた人間の記述は、旧約聖書にもありますが、私はアダムとイヴが神から食べてはいけないと神から命じられていた「善悪を知る知恵の木」の禁断の実とは、どこまでいっても精神的に未成熟な人間が、知恵を持ち科学技術により、神が人間を創ったように、人間が神のように生命(人間や他の動植物)を創ったり、神の如く永遠の命を手にするという傲慢さと危険性を警告したものではないのかと思っています。 やはり、アダムとイヴにしても、このシュメールの人類創造にしても、テーマは生命であり、古代のシュメール人は生命の仕組みを理解しており、それがユダヤ教にも大きく影響した物であると考えられます。

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