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2020/8/26

キューリー夫人とロスチャイルド  財閥(日本・世界)



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Pierre Curie (1859-1906) and Marie Sklodowska Curie (1867-1934), c. 1903





日本でキューリー夫人として有名な、生誕時の名前がマリア・サロメア・スクウォドフスカ(Maria Salomea Skłodowska)。(1867-1934)は、ポーランドのワルシャワ生まれ。 父、母ともに下級貴族の出身で科学者や教育者の家系です。

当時、ポーランドはウィーン会議で分割され、ワルシャワ王国はポーランド立憲王国として事実上帝政ロシアに併合された状態にあり、独立国家の体をなしていませんでした。 帝政ロシアは知識層を監視して行動に制約をかけていた時代です。

幼少の頃から才媛として知られたマリア(フラン語ではマリ)ですが、当時は女性に進学の道は開かれておらず、23歳の時に3日間の汽車の旅を経て、1891年にパリに移り住み、ソルボンヌ大学(パリ大学)で物理・数学・化学を学びました。

マリア(フランス語ではマリ)はパリで天才科学者のピエールと出会い、1895年10月にプロポーズを受諾しました。 なんと後に娘夫婦を加えると5度もノーベル賞を受賞した天才科学者一家です。



1898年に、ウランの抽出残渣から分別結晶することで、ラジウム226という新元素を発見。
1903年、夫とその兄が考案した電位計を用い、鉱石からラジウムとポロニウムを発見した功績を称えられ、キュリー夫人と夫のピエールは「放射能の研究」によって、ノーベル物理学賞を受賞しました。キュリー夫人はこのとき世界初の女性ノーベル賞受賞者となりました。


これだけでもすごいことなのですが、さらにすごいことに、キュリー夫人はなんと2度目の受賞もしています。一度目の受賞の8年後、前回と違う、化学賞で再び受賞しました。
その理由は、「ラジウムとポロニウムの発見と、ラジウムの性質およびその化合物の研究において、化学に特筆すべきたぐいまれな功績をあげたこと」と、新元素ラジウムとポロニウムを発見したことが再評価されたのです。

前回は物理学賞で、今回は化学賞。自然科学の異なる部門で2度も受賞しているのは、歴代の学者のなかでも彼女ひとりです。つまり、世界初の女性ノーベル賞受賞者というだけでなく、世界唯一の複数分野での受賞を成し遂げた、すごい人物だったのです。

1903年のノーベル物理学賞、1911年のノーベル化学賞を受賞し、パリ大学初の女性教授職に就任しました。


このキューリー夫人の研究に目を付けたのがロスチィルド・ロンドン家の金融王ネイサンで、その曾孫のロスチャイルド・パリ家のアンリ・ド・ロスチャイルド(1872-1946)が、キューリー夫妻のスポンサーとなり、1909年にキューリー研究所(ラジウム研究所)を建て、貴重なウラン鉱石もGr会社の鉱山会社であるリオ・ティント・ジンク社から提供されました・


鋭い嗅覚で惜しげもなく投資し、一大産業を生み出してゆくのがロスチャイルド一族で、これが後に鉱山ビジネスにとどまらず、今日の巨大な原子力産業を創りだす事になります。



1886年、南アフリカで農夫がダイヤモンドを発見すると、相次いで金鉱も発見され、、井波アフリカはゴールドラッシュに沸きました。 良質なダイヤモンドを産出するキンバリー鉱山一帯を握っていたセシル・ローズの「デビアス」にロスチャイルド・ロンドン、の金融王ネイサンの三男であるナサニエル・ロスチャイルドが融資し、後にデビアスは世界を独占支配するダイヤモンドのシンジケートを築いてゆきます。

セシル・ローズが他界するとアーネスト・オッペンハイマーがロスチャイルド家の支援を受け、鉱物会社の「アングロアメリカン」を設立。 現在も南アフリカを支配するオッペンハイマー財閥の始まりです。



発掘した金や銀を精製するためには水銀が必要です。 その水銀が豊富なアルマデン鉱山はスペイン王室が所有していましたが、ユダヤ12大富豪と言われるワイスワイラー家が事業を行っていました。


アンリ・ロスチャイルドの妻はワイスラ―一族のマティルド・ロスチャイルド。 アルマデン鉱山は亜鉛(ジンク)も豊富に産出し、これが後にロスチャイルド家のリオ・ティント銅山と合併し、1962年にウラン・シンジケートの支配者「リオ・ティント・ジンク」が誕生する事になります。



金あるいはダイヤモンドのために鉱山を採掘すれば、他の鉱物資源も同時に産出されます。
ダイヤモンドの「デビアス」、金の「アングロ・アメリカン」、そしてウランなどの非鉄産業を扱う「リオ・ティント・ジンク」、この3社がロスチャイルドによる鉱物支配の主要企業です。



1939年、原爆製造のマンハッタン計画がすたーとしました。 この時、ウランの調達はアフリカのベルギー領コンゴ、カナダのグレートベア鉱山、アメリカのコロラド州カルノー鉱山で行われました。


マンハッタン計画の監督を務めたのが、ロスチャイルド一族で、後にハンブローズ銀行の会長となるチャールズ・ハンブローでCIAの前身となる諜報機関OSSを設立した超大物で、南アフリカの鉱山を握る「ブリティッシュ南アフリカ社」の重役です。



今回の投稿は長くなってきたのでここらで止めておきます。  ロスチャイルドと原子力産業については、後の投稿で詳しく説明したいと思っています。



ちなみにマンハッタン計画は、核物理学や資源確保という面で国際的な作戦計画であり、そのリーダーは、1957年に設立されたIAEA(国際原子力機関)を創設する、ユダヤ人ベルトラン・ゴールドシュミットですが、彼の妻は、ロスチャイルド一族のナオミ・ロスチャイルド(ロンドン家のヴィクター・ロスチャイルド卿1910-1990の再従妹)。
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今日でも、IAEAとウラン資源を支配しているのは、ロスチャイルド家なのであります。







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