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2020/8/29

ロスチャイルドの鉄道事業参入  財閥(日本・世界)



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ジョージ・スティーブンソン (1781-1848)


世界初の実用的な蒸気機関車を製作したことで知られる発明家、ジョージ・スチーブンソン(George Stephenson、1781-1848)は、イングランド北東部のノーサンバーランド州にあるウィラムという町に生まれました。

貧しい家庭に生まれ、学校に通うことができなかったスティーブンソンは、14歳から炭坑で働きはじめますが、教育の重要性を感じて18歳から夜間学校で読み書きと算数を学びました。その後、炭坑で働きながら、ギアやポンプの修理を請け負うようになり、次第に機械に精通するようになりました。炭鉱夫としての給料では生活が厳しく、時計などの修理も内職とし、1813年、炭坑主から、馬で引くトロッコに代わる蒸気機関車の製作を依頼され、翌年、「ブリュッヘル号(Blutcher、または命名のもととなったドイツ軍人の名前からBlücher)」の試運転に成功。

彼が採用した線路幅である1435mmは、世界標準として採用され、標準軌となりました(日本の主な鉄道は1067mmの狭軌)。英国をはじめ、ベルギー、スペインなどで技師・顧問として鉄道建設に携わったスティーブンソンは、現在では「鉄道の父」と呼ばれ、また19世紀イギリス・ビクトリア朝時代の代表的な立身出世像としても広く知られています。

1821年に「ストックトン・アンド・ダーリントン鉄道」建設に関する法案が議会で可決されると、鉄道会社の社長を務めていたエドワード・ピーズはスチーブンソンを技師として招聘することに。 技師に就任したジョージは自身を招聘したピーズと蒸気機関の製造会社「ロバート・スチーブンソン・アンド・カンパニー」を創業。本格的な開発を始めたジョージたちは1825年に最初の蒸気機関車「ロコモーション1号」を製造。同年9月に鉄道が開通すると「ロコモーション号」は80トンの石炭を搭載したまま2時間で15kmを走行し、速度の最高速は39kmを記録。

さらにこのとき機関車に旅客用車両を連結した走行も行われ、これが蒸気機関車によって旅客輸送が行われた初の事例となりました。

世界初の「蒸気機関車による旅客輸送」も成功させたジョージが次に取りかかるのは「リバプール・アンド・マンチェスター鉄道」の開発でした。キリングワースで行った実験の際に「260分の1の勾配でも蒸気機関車の力は半分になる」という弱点を突き止めていたジョージは、この鉄道建設の際に線路をなるべく平たんにする方法を採用。試行錯誤しながら建設に取り掛かります。

こうして鉄道完成が近づいた1829年、鉄道で使用される蒸気機関車を選ぶ「レインヒル・トライアル」の開催が決定。重量6トン未満・全長97kmを走り切れることを条件に車両開発が行われることに。この条件下で完成した蒸気機関車「ロケット号」はフランスの技術者マルク・スガンが発明した煙管ボイラーを採用、熱交換効率に優れた機関車となり、見事コンテスト優勝を飾りました。

こうして鉄道に採用されることとなった「ロケット号」は1830年9月15日に行われた鉄道開通式典において運転されることに。

ここには当時の首相・ウェリントン公爵らが出席しており、「蒸気機関車の進化」を見せるには最高の場所であったのです。この「ロケット号」はのちに製造される蒸気機関車の基本設計となり、ここからジョージが「蒸気機関車の父」として周囲の尊敬を集めるようになるのでした。










1830年、イギリスのマンチェスターとリバプール間をジョージ・スティーブンソンの考案した蒸気機関車が鉄道の上を走り、当時未だ金融業しか営んでいなかったロスチャイルド一族の5人の兄弟は、鉄道の成功を見て、緊急会議を開き、産業界にも進出する事を決めました。



ロスチャイルド(ウイーン家)のソロモンは、1835年にオーストリア政府から鉄道事業の免許を取りり付け、ウイーンとボヘミア北部を結ぶ、ヨーロッパ大陸初の鉄道をつくり、フェルディナント皇帝鉄道と名付けました。




ロスチャイルド(パリ家)のジェームズも、セーヌ川沿いに走るパリとサン・ジェルマンを結ぶ、ヴェルサイユ鉄道を完成させた後、1

846年にはパリとヨーロッパ北部を結ぶ、本格的な長距離鉄道、「北部鉄道」(Chemin de fer du Nord)を開通させ、これが後にフランス政府により国有化され、フランス国鉄(SNCF)の母体となります。





フランスの鞄(かばん)職人である、ルイ・ヴィトン(1821-1892)がトランク工場を創設したのは、1854年の事であり、このようにヨーロッパで鉄道ブームがおこった時期です。
















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