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2021/9/11

戦争資金を供給する銀行、中央銀行システム  ロスチャイルド





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ロスチャイルド家によって開発された国債制度は、ヨーロッパの戦争を財政的に支えました。


銀行のルーツと戦争
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2706.html


1887年から1913年にかけて、国の借金残高は、イギリスは横ばい、フランスもそれほど増えませんでしたが、ドイツやロシアは軍事費のために約2倍となります。 1900年までの多くのヨーロッパ諸国は、多数の常備軍と近代兵器を備えながら借金過多や破産に近い状態にあり、国家の経済は新たな大戦争の費用を支えることができなくなっていました。

ロスチャイルド家をはじめ国際金融資本家たちは、きたるヨーロッパ諸国間の戦争に、アメリカ合衆国の巨大な経済力を背景とした資金供給ができるように、アメリカ合衆国に民間所有の中央銀行をつくることを企図し続けました。 通貨と信用をコントロールする権限を持ち、彼ら自身が支配する中央銀行をアメリカにもつくろうとしていました。

しかしながら、そのような中央銀行の創設は、アメリカ国民が憲法により保障された主権を放棄することになってしまいます。

1902年、M・M・ウォーバーグ商会のパートナーシップを維持しつつ、ロスチャイルド家の新たな代理人として渡米したウォーバーグ家の次男・ポールはシフに誘われて、クーン・ローブ商会の共同経営者となりました。 同商会のパートナーは、それまで原則として全員アメリカ国民でした。 これは未だアメリカではユダヤ人差別があったからです。「神の子イエスを裏切り十字架にかけたユダ、ユダヤ人」

ポールがクーン・ローブ商会(日露戦争で資金援助:戦時国債購入してくれた財閥)と、M・Mウォーバーグ商会の両方のパートナーであることは、兄マックスが経営するM・Mウォーバーグ商会の国際的な力を一層高めました。


日露戦争とクーン・ローブ商会・ロスチャイルド
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2684.html


ポールは、ヨーロッパ各中央銀行、特にドイツ帝国銀行(ライヒスバンク)について熟知していました。 ロスヤイルド家が、第一次世界大戦前にアメリカ合衆国に民間所有の中央銀行をつくるために、ポール・ウォーバーグをアメリカに送り込みました。




民間所有の中央銀行設立目的でつくられた恐慌

アメリカでは、1832年にジャクソン大統領が第二合衆国銀行の公認更新を無効にして以来、中央銀行が存在していませんでした。 ポールはロックフェラー家やフランクリン・ルーズベルトにも接近。 4年後の1906年、ポールは、ニューヨーク州商工会議所で、「現状を変えなければ、国内が恐慌状態になり、それに比べれば、以前に起きた恐慌など大したことが無い」と、「予言」、「脅迫」めいたことを語りました。 彼の予言通り、1907年に恐慌が起きます。

ロスチャイルド家は、1839年から40年の恐慌でイングランド銀行の中央銀行化を完成させたように、今度は907年の恐慌で、アメリカに民間銀行所有の中央銀行をつくろうとしたのです。

1907ラ年の恐慌の原因はこうです。 国際金融資本家たちの息のかかったニューヨークの各銀行が、預金者である地方銀行に通貨を支払うことを渋り、地方銀行は預金者が引き出して金庫が空になった後、預金者に支払いを拒否せざるを得ない状況に追い込まれました。
結果、経済活動は停滞、賃金と物価は暴落し、恐慌となりました。

この恐慌を受けて、大衆紙は、ポール・エホーバーグ、ジェイコブ・シフを詐欺師、悪徳銀行家として広めます。 証券取引所も一時的に閉鎖されましたが、その間にJ・P・モルガンが音頭を取り、政府と金融機関による救済案をまとめました。

J・P・モルガンはおお金持ちなのでユダヤ人と簡易違いする人がいますが、モルガン財閥一族は英国ウェールズ出身の、敬虔なプロテスタントで、英国エスタブリシュメントです。アメリカを支配しているのはWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)とよく聞くと思いますが、モルガン一族は典型的なWASPです。

当時、アメリカにはまだユダヤ人差別があり、ユダヤ人のロスチャイルドにはビジネスチャンスが無く、アメリカ市場に参入するためにロスチャイルドはモルガンを代理人として使用しました。 ここからモルガン一族は国際金融財閥に発展してゆき、アメリカの影の政府とまで呼ばれるようになりました。 どのくらい凄いかと言えば、GE・GM・ATT・USスチール・カーネギー・NY鉄道など全てモルガン財閥が所有していました。

少し話がそれましたが、このつくられた恐慌から、「恐慌の再来を防ぐ通貨および信用取引の制度をつくる」という大義名分の下、ロスチャイルド家はじめ国際金融財閥らが通貨を牛耳り、操作次第で不況や恐慌をつくりだすことができる制度、すなわち民間所有の中央銀行づくりが始まりました。

国際金融資本家による支配を危惧するポピュリストたちが最も恐れていた事態です。 ポピュリストという言葉は、共和党らの愛国者たちの草の根運動を馬鹿にするためにロスチャイルドはじめ、国際金融財閥が作り出した言葉です。





通貨委員会を設置

もちろん、産業界の要求に応じた十分な貨幣量を求め、現状の音大点を打開し、既存制度の改善を願うと言う声もありました。 このような声を受けて、アメリカ合衆国議会(政府)は、まずは各国の銀行制度を研究すべく、共和党の最高実力者で、ジョン・D・ロックフェラーJr.(ロックフェラー2世)の義理父であるネルソン・オールドリッチ上院議員を委員長とする通貨委員会を設置しました。

ポール・ウォーバーグは、1907年の金融危機を教訓として、危機の再発を防ぐためと、称して、銀王改革の必要性を連日のようにマスコミを通じて、品露通りに主張。彼は、ニューヨークの主要銀行家たちを招き、イングランド銀行と実質的に同じ内容の銀行・通貨制度への改革プランを説明し、主要銀行家たちは、これを熱狂的に支持しました。

このような中央銀行創設をめぐる動きの最中も、ロスチャイルド家傘下で、モルガン。クーン・ローブ、ロックフェラーは活発に動きました。 1910年、ロンドンのJ・S・モルガン商会が、モルガン・グレンフェルに改称されました。 エドワード・グレンフェルが共同経営者として参加して5年が経ち、改称したのです。 ぐレンフェルはロスチャイルド家に連なる一族とされ、エドワードは1881年から83年までイングランド銀行総裁だったヘンリー・グレンフェルの息子です。



モルガン・グレンフェルというマーチャント銀行は、モルガン家とロスチャイルド家が合体した巨大な投資銀行で、日本、アジア全域、アフリカ、南米などの経済進出を進めていきます。

モルガン・グレンフェルは東西ドイツ統一の前年、1989年にドイツ銀行に買収されました。しかし、実質的には逆にドイツ銀行を乗っ取ったとも言われ、堅実経営で有名だったドイツ銀行は変節し、リスクある投資を重ねていくことになります。 1911年にはクーン・ローブ商会はロックフェラー家と共同で、後にチェ―ス銀行と合併するエクイタブル・トラストを買収しました。




次の投稿に続く。 次はジキル島の秘密会議です。















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