renaissancejapn2020@gmail.com

2021/10/18

4600億円利権「GIGAスクール構想」  財閥(日本・世界)






クリックすると元のサイズで表示します






日本政府が力を入れる「GIGAスクール構想」が急ピッチで進んでいます。 この構想は、生徒一人一台のタブレット支給とクラウドの活用、高速大容量インターネット通信環境を全国の国公立私立の小中学校に整備することを掲げ、2019年12月に発表された計画です。

文部科学省だけではなく、内閣官房IT戦略室、総務省、そして経済産業省が旗振り役となっています。 4600億円というダイナミックな予算額、配布されるタブレットに付く補助金だけみても、1台につき公立学校で最大4万5000円(私立ではその半額)。 小中学生全員に1台ずつなので、それだけでも相当な額になります。

2020年度の文科省第1次補正予算のうち「GIGAスクール構想の早期実現」予算が2022億円、一人一台端末の早期実現だけで1951億円という大判振る舞いです。 端末機器にネットワーク環境設備、オンライン学習アプリという幅広い事業内容と、長期にわたり税金が投入される日本の教育市場で、グーグルやマイクロソフト、アップルといったIT企業巨人たちが争奪戦を繰り広げています。

当初は、2023年度末までのタブレット配布を目指していましたが、新型コロナウィルスの感染拡大防止で各地の学校が閉鎖した事をきっかけに前倒しされ、2021年には全国の自治体で、生徒一人一台の配布が完了見込みです。

国内でも政府と仲が良いいつものお友達メンバーが、この新しい教育ビジネスに万全の協力体制をとっています。 プログラミング教育には楽天の三木谷浩史、規制緩和されたばかりのデジタル教科書にはソフトバンクの孫正義。 その2社はこれから国内の学校に設置されてゆく5Gも手掛ける予定です。 菅元首相のブレーンと呼ばれるデジタル庁推進の急先鋒、竹中平蔵が会長を務めるパソナグループは、オンライン教育で減らされる非正規社員の補充や、外国人教師の派遣ビジネスで大いに活躍するでしょう。

テクノロジーと教育を組み合わせたエドテック(EdTech)業界も、一校当たり200万円の補助金が出るデジタル教材導入事業に向け、子供たちの学習履歴管理システムやオンライン学習アプリを開発中です。 学校のネットワーク環境整備(無線アクセスポイント)の設置やLAN工事、コンピューターの設定などを一括受注する大手ゼネコンもまた、教育ビジネスの大口受注に胸を高鳴らせています。




グーグルが収集する膨大な生徒たちの個人データ

少し冷静になって考えて下さい。この教育ビジネスという危険性を。整頓は毎年新入生が入学してきますので、このPCやタブレットは一年年限りではなく、毎年繰り返されるようになるでしょう。 PCメーカー、半導体・電子部品メーカー・でディスプレイメーカーは、政治献金をして毎年、生徒個人にプレゼントするようになると思われます。 学校において置き、新しい生徒は前の年の生徒が使っていたPC、タブレットを共有すると思いますか?

生徒の人数は毎年異なりますから全員に配布しようとすれば毎年配布する必要がありますし、迂遠の学年に上がった生徒たちはまたオンライン教育されるので、やはり一人一台PCやタブレットが必要です。 そしてOSは更新されるので生徒間の不公平をなくすためには必ず政府予算(税金)でPCとタブレットを購入し、一人に一台配布縷々必要があるのです。

物凄い利権です。 この利権は文科省だけに限らず、経産省、そして全ての省庁の上に立つ新設されたデジタル庁なのです。


デジタル新世界「グレート・リセット」 牧島かれん・デジタル大臣に就任
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2983.html


話をグーグルに戻します。 福岡県久留米市では、市内の全公立学校にグーグルのOSを搭載したクロームブックを一人一台導入しました。 プラットフォームを提供するグーグルにとって、そこで収集される全小中学生の膨大なデータは、タブレットの納入額をはるかに超える価値を持ちます。 一方、海外の巨大企業の下に生徒たちの個人データが集められることに対し、自治体側の危機感はそれほどないように思われます。

2月にグーグルとの提携を発表した外資系投資銀行出身の大久保勉市長は、データ収集について聞かれた際に、こう答えています。 「GAFAのプラットフォームを使いながら日本の教育産業が教科書をつくっていく」 しかし、それこそが問題なのです。 生徒がタブレットを使うごとに、情報がどんどん蓄積され、個人のプロフィールが作られていきます。グーグルは通常これらの情報と他のデータベースに蓄積された情報を組み合わせる事で、正確で詳細な個人のプロフィールを分析し、加工し、商品化して利益を上げています。

インターネットの閲覧履歴ほど、火との関心の優先順位がわかる情報はありません。 グーグルは検索履歴や訪問履歴をもとに、利用者が最も関心を持ちそうな広告をブラウザ上に表示しています。

グーグルのアジア太平洋マーケティング統括本部長はテレビに出演し、「タブレット提供にとどまらず、情報通信に関わるサービス全般を提供したい」と強調しています。 蓄積される個人データの扱いについては、、「文科省のガイドラインに準拠しています」と短く回答しています。 文科省のガイドラインの該当箇所には、確かにこう書いています。

「既にクラウド活用を進めている地方自治体においては、当該地方自治体の個人情報保護条例に基づき、個人情報保護審査会の許可を得る事や、保護者の事前了解を得る事などを通じて、学校現場でのクラウド活用を可能としている地方自治体もあることから、学校設備者におかれては、このような事例も参考にしつつ適切な運用を行うこと」

つまり、各自治体が定めている個人情報保護条例に従うように、という事です。

日本の自治体は、そこに住む住民の居住情報や健康保険、年金や所得などの極めて個人的な情報を扱うため、個人情報の収集については原則として必ず「本人の同意」を必要としています。

また、「センシティブ情報」とされる思想信条や犯罪歴、病歴、社会的身分などの情報は、地域で生活をしたり仕事に就いたりする際に、
直接差別などにつながる危険があるため、原則として収集は許可されていません。 グーグル社のマーケティング本部長が言う日本国内の「ガイドラインに従う」という発言はすなわち、「弊社が集めた生徒の個人情報に関して、保護する責任はあくまでも日本政府にありますよ」ということです。




2021年5月12日に国会を通過した「デジタル改革関連法」で緩められた個人情報保護ルール

政府は2021年9月発足のデジタル庁に権限を集中させるため、データの扱い関するルールを全国で統一する事にしています。 今まで各自治体が定めていた個人情報保護のルールは一旦リセットされ、今後は全ての自治体が国のルールに合わせる事になります。 また、「センシティブ情報」の収集禁止も解禁され、利用目的が明確ならば、今まで直接収集が原則だった個人情報を、間接的に手に入れることも可能になっています。

2020年12月11日に開かれた内閣府の、第6回マイナンバー制度及び国と地方のデジタル基盤抜本改善ワーキンググループでは、マイナンバーと生徒の成績を紐づけることが検討されています。 担任が変わっても学習記録が確認しやすくなるからだと言います。 健康保険とマイナンバーの紐づけも既に開始されており、間接的な子供達の総合データの収集も近い将来可能になるでしょう。

そもそも2020年7月に閣議決定された「世界最先端デジタル国家宣言・官民データ活用推進基本計画」をみても分かるように、政府はオンライン教育を強力に推進しています。 生徒一人一人の理解度に合わせた個別学習プログラム実施のためには、タブレットを利用する個人が特定される必要があるため、今回の個人情報保護ルールに関わる改正法が、2022年から2023年にかけ、段階的に施行されます。 もちろんこうした最新情報は事前に調べられていて、グーグルのアジア太平洋マーケティング統括本部長は全て把握しているものと思われます。

以前、日系の大企業に勤めていた時、人事が従業員対象にオンライン教育を始めました。 教育は本来答えが無いものでも、出題者の意図をくみ取り、生徒は出題者が思うであろう正解を答えるようになります。でないと点数取れませんからね。 このデジタル化が進めば洗脳による中国共産党による独裁政治が可能となる負の側面を忘れてはなりません。

人事部門が購入した従業員教育用(昇進昇格用)ソフトは、誰もが知る米国大手企業製のものでしたが、そこに、朝食じゃ何を食べべたら良いでしょう?という問いがあり、選択制ですがそのなかにしっかりと米国の食品、確かシリアルだったと思いますが、それが正解だったのです。おそらく裏で広告費用を貰っていたのでしょう。 私は人事にクレームを付けましたが、そうだろう思いながらも、その米国製の食品に丸を付けるとやはり正解でした。 アホらしくてやっておれません。

政治家の皆さんは、デジタル・オンライン教育には、こういうアホらしい、もしくは危険な実例がある事を是非、知っておいて欲しいと思います。




デジタル新世界「グレート・リセット」と ID2020
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2979.html
デジタル新世界「グレート・リセット」と ロックフェラー財団のコロナ・パンデミック予言
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2980.html
デジタル新世界「グレート・リセット」 ショック・ドクトリンhttps://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2981.html
デジタル新世界「グレート・リセット」 牧島かれん・デジタル大臣に就任
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2983.html
安倍政権下での日中スーパーシティ協力覚書締結
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2984.html
公共が消えた自治体
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2985.html
4600億円利権「GIGAスクール構想」
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2986.html




デジタル新世界「グレート・リセット」ここまでのまとめ
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2982.html











日本の財閥

日本三大財閥(住友・三井・三菱)の始まり
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2721.html
政商から脱皮する財閥(住友・三井・三菱) 
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2722.html
ゴールドマン・サックスと住友財閥
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2932.html
住友財閥の歴史
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2956.html
財閥解体
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2957.html
財閥解体と再結集、そしてグループ化
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2958.html
山口財閥・三和グループ
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2959.html
住友銀行の暴走と磯田会長の辞任
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2960.html
三井と住友の合弁、そして住友金属工業の「白水会」脱退
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2961.html
住友家・住友グループの特徴
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2962.html
浅野財閥
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2963.html
安田財閥
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2964.html
鴻池財閥
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2965.html
鮎川・久原財閥と日産・日立グループ
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2966.html
三井財閥
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2967.html
三菱財閥
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2968.html
野村財閥
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2969.html
旧鈴木財閥
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2970.html
古河財閥・古河グループ
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2971.html
川崎財閥(薩州財閥) 
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2972.html
渋沢財閥・一勧グループ
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2973.html





ゴールドマン・サックス ここまでのまとめ
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2904.html

モルガン財閥 ここまでのまとめ
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2894.html

デュポン財閥 ここまでのまとめ
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2919.html

ロスチャイルド財閥 ここまでのまとめ
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2917.html

日本の財閥(住友・三井・三菱・安田・等) ここまでのまとめ
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2918.html

財閥(日本・世界)シリーズ ここまでのまとめ-1
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2815.html
財閥(日本・世界)シリーズ ここまでのまとめ-2
https://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/2950.html



3


※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ