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2006/7/23

アロンと黄金の牛  旧約聖書
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■ 黄金の牛への偶像崇拝 (The Adoration of the Golden Calf)  1634年
Oil on canvas, Iaid down on board, 154 x 214 cm
National Gallery, London
POUSSIN, Nicolas 作



旧約聖書(出エジプト記第32章17節−35節)

ヨシュアが民のどよめく声を聞いて、モーゼに、 「宿営で戦いの声がします」 と言うと、

モーゼは言った。
「これは勝利の叫び声でも 敗戦の叫び声でもない。  わたしが聞くのは歌をうたう声だ。」

宿営に近づくと、彼は若い雄牛の像と踊りを見た。 モーセは激しく怒って、手に持っていた板を投げつけ、山のふもとで砕いた。   そして、彼らが造った若い雄牛の像を取って火で焼き、それを粉々に砕いて水の上にまき散らし、イスラエルの人々に飲ませた。

モーゼはアロンに、 「この民があなたに一体何をしたというので、あなたはこの民にこんな大きな罪を犯させたのか」 と言うと、

アロンは言った。  
「わたしの主よ、どうか怒らないでください。  この民が悪いことはあなたもご存じです。   彼らはわたしに、 『我々に先立って進む神々を造ってください。 我々をエジプトの国から導き上った人、あのモーゼがどうなってしまったのか分からないからです』  と言いましたので、 わたしが彼らに、  『だれでも金を持っている者は、それをはずしなさい』  と言うと、彼らはわたしに差し出しました。  わたしがそれを火に投げ入れると、この若い雄牛ができたのです。」

モーゼはこの民が勝手なふるまいをしたこと、アロンが彼らに勝手なふるまいをさせて、敵対する者の嘲りの種となったことを見ると、宿営の入り口に立ち、

「だれでも主につく者は、わたしのもとに集まれ」 と言った。  レビの子らが全員彼のもとに集まると、

彼らに、 「イスラエルの神、主がこう言われる。  『おのおの、剣を帯び、宿営を入り口から入り口まで行き巡って、おのおの自分の兄弟、友、隣人を殺せ』  」と命じた。

レビの子らは、モーゼの命じたとおりに行った。  その日、民のうちで倒れた者はおよそ三千人であった。

モーゼは言った。  
「おのおの自分の子や兄弟に逆らったから、今日、あなたたちは主の祭司職に任命された。  あなたたちは今日、祝福を受ける。」

翌日になって、モーゼは民に言った。
「お前たちは大きな罪を犯した。  今、わたしは主のもとに上って行く。  あるいは、お前たちの罪のために贖いができるかもしれない。」

モーゼは主のもとに戻って言った。
「ああ、この民は大きな罪を犯し、金の神を造りました。  今、もしもあなたが彼らの罪をお赦しくださるのであれば‥‥‥。  もし、それがかなわなければ、どうかこのわたしをあなたが書き記された書の中から消し去ってください。」

主はモーゼに言われた。
「わたしに罪を犯した者はだれでも、わたしの書から消し去る。  しかし今、わたしがあなたに告げた所にこの民を導いて行きなさい。  見よ、わたしの使いがあなたに先立って行く。  しかし、わたしの裁きの日に、わたしは彼らをその罪のゆえに罰する。」

主は民がアロンに若い雄牛を造らせたので、民を打たれたのである。

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