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2006/7/26

モーゼと青銅の蛇  旧約聖書
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■ Moses and the Brazen Serpent   1653-1654年
Oil on canvas, 105 x 89 cm
Museo del Prado, Madrid
BOURDON, Sebastien 作



シナイを出発して、カナンの土地に向かったイスラエルの人々ですが、荒野の旅は日増しに厳しさを増し、人々は不平不満を言い、主やモーゼを批判し始めました。  その時、主の火が、宿営場所に落とされ、火事になりましたが、モーゼが主に祈りを捧げ、火は消えました。

旅を続けたイスラエル人たちは、カナンの近くのバランの荒野に着き、モーゼは12の部族長を集めてカナンの偵察に行くよう命じました。  部族長は、そこは豊かな土地で、果物もあふれており、カナンの土地は乳と蜜の流れる地であったと報告しました。  しかし、一方ではカナンには大きくて強そうな男がいて、しり込みする人達もいました。 

主は、いつまでイスラエルの人たちは、主を信じようとしないのかお怒りになり、約束の地に入るのを拒む物はイスラエルの民ではないとし、モーゼに再度荒野に戻るよう命じます。  荒野の暮らしはもうごめんだと、モーゼの命令を聞かずにカナンに攻め込んだ人々はアマレク人に大敗し、四方に逃げてゆきました。  

その後、しばらくの間は、人々はモーゼに従っていましたが、レビ族のコラという男がモーゼに反乱を起こしました。  モーゼは、人々を集めて、 「あなた方を悪に導く者から離れよ、さもなくば死ぬ事になるであろう」 と言った後に、突然地面が裂け、モーゼに逆らった者達は、一人残らずその中に落ちてゆきました。

再び長い放浪の旅が始まり、カデシュの地で姉ミリヤムが死に、ホル山でアロンが死にました。  そして再び、人々は途中で耐え切れなくなり、主とモーゼに逆らい始めます。
 

旧約聖書(民数記第21章1節-9節)

ネゲブに住むカナン人、アラドの王は、イスラエルがアタリムの道を進んで来ると聞き、イスラエルと戦い、捕虜を引いて行った。  イスラエルは主に誓いを立てて、 「この民をわたしの手に渡してくださるならば、必ず彼らの町を絶滅させます」 と言った。

主はイスラエルの言葉を聞き入れ、カナン人を渡された。  イスラエルは彼らとその町々を絶滅させ、そこの名をホルマ(絶滅)と呼んだ。  彼らはホル山を旅立ち、エドムの領土を迂回し、葦の海の道を通って行った。  しかし、民は途中で耐えきれなくなって、神とモーゼに逆らって言った。

「なぜ、我々をエジプトから導き上ったのですか。  荒れ野で死なせるためですか。  パンも水もなく、こんな粗末な食物では、気力もうせてしまいます。」

主は炎の蛇を民に向かって送られた。  蛇は民をかみ、イスラエルの民の中から多くの死者が出た。

民はモーゼのもとに来て言った。 「わたしたちは主とあなたを非難して、罪を犯しました。  主に祈って、わたしたちから蛇を取り除いてください。」  モーセは民のために主に祈った。

主はモーゼに言われた。
「あなたは炎の蛇を造り、旗竿の先に掲げよ。  蛇にかまれた者がそれを見上げれば、命を得る。」

モーセは青銅で一つの蛇を造り、旗竿の先に掲げた。  蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぐと、命を得た。

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