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2006/11/16

エネッセ派  新約聖書
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■ 死海文書が発見された洞窟(イスラエル 死海西岸のクムラン)


洗礼者ヨハネは、ユダヤ教の一派であるエネッセ派に属していましたが、エネッセ派の閉鎖的なやり方に反発し、荒れ野に出て世捨て人のような生活を送り、人々に悔い改めを説いていました。  イエスは、父ヨセフの後を継ぎ、大工をしていましたが、ヨハネの教えを伝え聞き、大きな影響を受けて、ヨハネのもとに行って洗礼を受けました。


ユダヤ教のエネッセ派では、エネッセ派教徒同士で互いに愛し合い、快楽を悪として却け、節制を重んじ、富を軽蔑し、財産の共有制を守り、厳格な規則のもとに共同生活を営んでいました。

新たに加入を希望する者には、3年間の試験期間が課せられ、それに合格した者のみが、入会を許されました。

このようなエネッセ派の存在は、ヨセフス著の「ユダヤ戦記」の第2巻に記されていましたが、あくまでも文献の上で知られた存在でした。

しかしながら、1947年に羊飼いの少年が行方不明になった羊を探していて、偶然に岩山の洞窟から細長い壺に収められた羊皮紙の巻物を発見し、それがきっかけとなり約500本もの巻物が見つかり、内容は、旧約聖書のイザヤ書、詩編などの紀元前2〜3世紀につくられた、現存するこれらの写本としては最古の物であることが分かりました。

これが有名な 「死海文書」 ですが、戦争か何かの危険が迫ったときに、エネッセ派が洞窟の中に隠したものであろうと考えられています。  このクムランで、エネッセ派が共同生活を営んでいたと思われる大きな遺跡が発掘されるに及んで、エネッセ派が現実に存在したものであることが分かりました。



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