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2005/8/25

食糧問題-7 食の安全  食料問題

今までは、食料の数量を中心に述べてきましたが、食の安全も大変重要です。
最近のニュースでも、狂牛病、鳥インフルエンザ、豚連鎖球菌、農薬まみれの野菜、etc.が盛んに報道されています。 輸入食料は、船舶輸送されてくるので、腐らないようの防腐剤などの薬剤処理が処理がどうしても必要になりますし、品質問題が発生したときには輸入停止しか対策はなく、飢餓の危険にもさらされてしまいます。 野菜は、年間約250万トン輸入していますが、その約半分は中国からのものです。 中国では急速な工業化により環境問題は深刻で、長江などの7大河川の水質が悪化し、全国にある水源地の約25%は、水源地として不合格とされています。 

食料の自給率の低さを憂い、政府非難する我々日本人ですが、いざ買うだんになると、食料の自給率や安全性を2の次にして、少しでも安い食料を買いあさる我々の消費行動の問題が、国内の農業を壊滅状態に追い込んでいっていると言っても過言ではないでしょう。
 
また、ただ安価である事ばかりを要求されるがあまり、十分な環境対策設備をも整えることのできない中国の環境をも破壊し、多くの中国の人達にも迷惑をかけている事に、先進国の人達は気づかねばなりません。
 
このため、中国では農薬で汚染された野菜や工業排水により汚染された川により、多くの奇形児や奇形の家畜が生まれ、環境汚染に対する暴動すらおきているのが現状です。 我々日本人の意識が高まり、食の安全や環境問題をも十分考慮にいれた消費活動を行う事ができれば、国内のみならず、海外の環境汚染は著しく改善され、結果的には安全な食料の確保ができるに違いありません。 この為に、少々高いコストを支払っても、日頃の飽食と無駄遣いを考えれば、生活できなくなるというほど深刻な物ではない筈です。 




Office Intenational Des Epizooties (国際獣疫事務局)の2004年1月5日現在での
データを見れば、狂牛病の確認頭数はイギリスが18万3803頭と、2位のアイルランドの1325頭を大きく離しているのが分かります。 ちなみに、日本は11頭、アメリカは1頭です。 原因は飼料に用いた肉骨粉にあると見られており、それが全世界に拡大されていったものであります。 何故、肉骨粉を使うようになったかというと、いきすぎた商業主義により早く成長させるためで、病死した牛をも粉砕して飼料に混ぜたのが狂牛病の原因とも言われています。 最近では、セメントを混ぜた飼料も開発し、体重を重くした牛を高く売る研究もしているというのですから驚きです。 また、1人あたりの牛肉年間消費量が世界平均が9.7Kgに対し、43.2Kgも消費するアメリカで発見された狂牛病確認件数が何故、たったの1件なのでしょうか?

これは穀物メジャー同様、ワシントンに強い影響力を持つ食肉業界の影があります。 南北戦争後、戦争で普及した缶詰に目をつけ、シカゴ郊外に食肉会社を設立したアーマー・ファミリーが、ロックフェラーやモルガン達と連携しながら冷蔵列車をつくり、これを駆使して大富豪となりました。 食肉の4大パッカーと呼ばれるのは、スミスフィールドフーズ、タイソンフーズ、コンアグラ、カーギルであります。 スミスフィールドは豚肉でNo.1のシェアを持ち牛肉にも進出、上記アーマーを買収したのがコンアグラで会長のブルース・ロードはアメリカで最も権力のある企業経営者の一人であると「フォーブス」誌は紹介しています。 既に紹介しましたが、CIAと手を組み国際的な活動をしてきたカーギルは、穀物商社の枠を超え金融からエネルギーまで手がけるコングロマリットとなっています。 倒産した山一證券の子会社の山一ファイナンスを買収したり、世界第2位の穀物商社のコンチネンタル・グレインを買収したことも記憶に新しいところです。

3年ほど前の事ですが、上記コンアグラ・ビーフ社の牛肉はO157に汚染されている事が分かり回収さわぎがありましたが、このときアメリカの食肉安全法では大手企業に対して連邦検査官が検査しない法律になっていることが知らされました。 また2003年12月にワシントン州の農場で確認されたアメリカ最初の狂牛病感染牛を「ダウナー(駄目野郎)牛」だったとホワイトハウスと食肉業界あげての隠ぺい工作が発覚しましたが、非難された農務長官のアン・ヴェネマンは検査する牛の数を2万頭から4万頭に増やす宣言しましたが、アメリカでは年間3600万頭の牛を処理しており、牧場で死んだ異常牛のほとんどが検査されていない事も分かりました。 1996年にはイギリスからアメリカに12トンの肉骨粉が輸出されている事を考えてみても、アメリカでの狂牛が1頭だけである筈はありません。 

工業製品でも同じ事ですが、全数検査でない限り信用はおけません。 抜き取り検査の場合には、後からいくらでも言い訳ができるからです。 「たまたま抜き取ったサンプルが良品であったから、品質に問題がないと思った(たとえ不良品である事を知っていても)」 特にイギリスやアメリカは信用がおけず、コカコーラでも欧米の基準に満たない不良品をインドに売りつけ新聞沙汰になった事もあります。 抜き取り検査の怖いところは、最初から知っていながら自国には良品を、不良品は第3国に売りつけるダブルスタンダードが可能なことで、かつトラブルが発覚しても上記の如く、言い訳が可能なところでありましょう。

中国の7色に輝く河川と食品
環境汚染による奇形の動物や野菜も紹介されています
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html

ただし、上記Webで北京の緑化に際して、緑の着色剤を噴霧していると紹介されていますが、これはファイバーの入った種子吹きつけ工事である可能性もあります。
http://www.iwasakizoen.com/newpage19.htm
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