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2007/2/27


古代キリスト教の神学者A・アウグスティヌス(354−430年)は、中世ヨーロッパの神学思想に大きな影響を与え、反ユダヤ思想を築きあげてしまいました。


ユダヤ人は、キリスト殺しの責任を負っており、その神罰の結果が放浪と離散の運命にあると、神学的に位置づけられてしまいました。

また、ユダ(ユダヤ人)は、神の子イエスを裏切り、十字架にかけたことが、イエスの復活劇に参与した生き証人であるとし、ユダヤ人を屈従の状態におきながらも、彼らの存在を甘受しなければならないとされました。

そうして、アウグスティヌスの神学を継承したゴリゴレウス一世教皇(在位590−604年)は、キリスト殺しの証人としてのユダヤ人を保護し、彼らの宗教、儀式や墓地などを維持していかなればならないとしました。

教会の、こういったユダヤ人観により、ユダヤ民族は滅びることも許されず、限りない放浪、偏見、憎悪のなかで生き続けていかねばならないという運命に陥ってしまいました。

この古代教会に於いて成立した、反ユダヤ人思想は、中世ヨーロッパでは確固たる物になっていってしまったのです。

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