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2007/5/18

異常犯罪と思想-2  宗教・思想・哲学・文学・芸術

次に、性の乱れですが、これまた利己主義的な考えであるのは言うまでもありません。

「性の解放」 の思想は、オーストリアのウイルヘルム・ライヒが生み出したもので、
1923年に発表した 「オルガズム理論」 にその原点を見る事ができます。




彼は熱烈な共産主義者で、1927年にオーストリア共産党に入党しています。 

彼の考えは、性の快楽が人間の経験の中心であり、人生の幸福を決定するという内容のもので、性欲を全て開放したら、人間は素晴らしい存在になると、 

「若者の性的闘争」 というパンフレットの中で彼は、性的満足が社会主義の第一目標だと宣言し、フリーセックスとマルクス主義の融合を図りました。

彼の考えは、共産主義国家ではやりましたが、あまりに堕落的なものであったため、権力者の間では実践されるも、一般民衆に広まれば、国家を揺るがしかねないものとして、受け入れられませんでした。

彼の思想は、ヨーロッパから1939年にアメリカに伝播しました。

アメリカの建国は、ピューリタリズムに満ち溢れ、キリスト教会が社会を強く引き締めており、性的なモラルは、当時の日本よりも厳格なものであったとされています。

ライヒの思想は、アメリカ社会に次第に入り込んでゆき、60年代の後半に性解放が起こり、キリスト教会の力は衰えてゆきました。  

そして、今まで罪悪視されてきた、フリーセックス、離婚、薬物の乱用、同性愛などが広がり、誰とセックスしようが離婚しようが個人の勝手じゃないかという利己主義的な考えが支配的になってしまったのです。

皮肉な事に、共産主義に比べて、社会の自由度の高い自由民主主義では、国家レベルでの規制が強くなく、利己主義的また快楽的なものは、愚かで弱い個人には簡単に受け入れられ易いので、一気に広がってしまいました。

そうして、このようなモラルの退廃が、アメリカ社会に大きな傷跡を残してしまい、それが日本にも伝播してきている訳であります。

ライヒの思想の大きな間違いは、性の物質的な側面だけを説いている事で、性は単なる本来肉体的な結びつきだけでではなく、もっと重要な精神的なものがあります。 

男女間の愛情によって生まれた子供を、愛情を持って慈しみ、育て、そのような基本的行動が、ひいては社会生活の中で、人を愛し、相手の人格を尊重し、慈愛の心を持って困った人たちを無償で助ける精神、善を行う精神、などといった、高い精神の尊厳性を維持してゆくものであるからです。

日本の不幸は、馬鹿げた左翼思想を持つ日教組などが子供の教育を行っている事、何でもアメリカの文化を吸収しようとし悪いところまで真似ている事、堕落した日本宗教界では、キリスト教会のように社会モラルを強く引き締める事ができない事でしょう。

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2007/5/18  7:14

投稿者:Renaissancejapan

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