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2007/9/16


童謡の 「しゃぼん玉」 の作詞は野口雨情、作曲は中山晋平ですが、これは賛美歌の
「主われを愛す」 のメロディとそっくりで、歌詞も深い関係があるように思われます。

偶然なのか、意識して創ったのかは、我々には知る由もありません。

賛美歌 461番 「主われを愛す」
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/mcc/praise/461.htm

JESUS LOVES ME
http://www.cyberhymnal.org/htm/j/e/jesuslme.htm


この賛美歌の原詩を書いたのは、アンナ・バーレット・ウィナー(1820-1915)という
ニューヨーク州の女性です。  

姉スーザンは作家で、この詩は最初、姉の小説の中で、主人公の男性が、今まさに息を引き取ろうとしている男の子にこの詩を読んで聞かせるという場面で紹介されたもので、この小説がベストセラーになったこともあり、この詩に曲がつけられる事にました。

作曲者はウィリアム・バチェルダー・ブラッド・ベリー(1819-68)で、彼はアメリカ讃美歌の歴史上で最も有名で、とくに子どもたちに音楽を与えた功績がたたえられている人です。  

彼によって曲がつけられた 「主われを愛す」 は、発表されるとすぐに全米で愛唱されるようになりました。

この賛美歌は、日本では1872年(明治5年)に聖書翻訳委員会設置のための宣教師委員会が横浜で開かれ、その会議の中で、そろそろ日本語で歌う讃美歌も必要であるとされ、この讃美歌の試訳が示されたそうです。

1年後に、それをもっと歌いやすくした詩が、富士見町教会初代牧師の植村正久師によって紹介されたもので、日本で最初に普及し、最も愛唱された賛美歌が 「主われを愛す」です。


一方、 「シャボン玉」 の作詞者である野口雨情は、明治41年3月に長女みどりを生まれてすぐに亡くすという体験をしており、はかなき幼い命への切ない想いが 「シャボン玉」 の歌詞に込められており、「主われを愛す」の原詩も若くして亡くなった少年の話であり、「消え行く幼き命への祈り」という点で共通しています。  

この、幼くして命を失った娘を、はかなくもすぐに壊れて消えるシャボン玉と重ねたのではないでしょうか。

そして、この作詞家の事を知り尽くした、作曲家の中山晋平が、アメリカの 「主われを愛す」 の話を知っており、あえて同じようなメロディにして、賛美歌として彼の娘さんに祈りを捧げたのだと、私は思います。

特に、 「壊れて消えた」 の歌詞の部分のメロディがそっくりです。

このメロディの類似性を、盗作と考えるのは、あまりにも機微がなさすぎると思いす。
これは、きっと美しい話に違いありません。



しゃぼん玉
作詞 野口雨情  作曲 中山晋平


しゃぼん玉 とんだ
やねまで とんだ
やねまで とんで こわれて きえた  

しゃぼん玉 きえた
とばずに きえた
うまれて すぐに こわれて きえた  

かぜ かぜ ふくな
しゃぼん玉 とばそ

かぜ かぜ ふくな
しゃぼん玉 とばそ

2

2007/9/19  2:12

投稿者:Renaissancejapan
仏教では阿弥陀如来を拝まなければなりませんが、日本の家庭にある仏壇の中で、中心にあるのは先祖の位牌であります。 結局、日本人は神道や仏教を信仰をしていると言われていますが、実際の生活のなかでやっていることは、我々日本人のDNAに深く刻まれた先祖崇拝です。

2007/9/18  5:08

投稿者:天狗佑太呂
 ご無沙汰致しております。 何時もながらスマー
トで、奥の深い文章だと感心し、勉強させていただ
いております。
 
 最近は親が子を、子が親を殺す、また親が我が子
を虐待すると言うのも道徳教育が親自体に備わって
いないから上記のような情感が無くなったのでしょ
うね? 野口雨情の話は知っていましたがアメリカ
の話は知りませんでした、有り難う御座います。

 先祖を、親を、連れ合いを、兄弟を、友を思う心
の教育、常識を、国、郷土を思うこころを植え付け
た『教育勅語』の唱和と教育が小生は必要だと思っ
ています。 イデオロギーも陳腐化、それでジェン
ダー教育だと馬鹿言わず、親子共々に教育勅語の感
性が必要だと思っています。

http://blog.kansai.com/tengunosasayaki

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