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2007/9/30

ハルマゲドン  国際政治・金融・企業
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Megiddos

ハルマゲドンとは、新約聖書のヨハネの黙示録にでてくる、世界の終末における善と悪の最終決戦が行われる場所で、ヘブライ語で 「メギドの丘」 という意味です。

メギドはイスラエルにある実在の地名で、過去ユダヤ人にとって重要で大きな戦場となったことから、象徴的な意味もこめて、ハルマゲドン(=メギドの丘)が選ばれたのだと思います。


ヨハネの黙示録によれば、善と悪の最終決戦がハルマゲドンで行われた後、神(イエス)が降臨し、キリストの教えに忠実に生きていた善人だけを救い出し、1000年続く至福の千年王国(ミレニアム・キングダム)が誕生するとされています。

一方、イスラムのコーランの終末論にも同じような話が書かれており (というか、旧約聖書と新約聖書を写して、自分達に都合の良いように修正しただけ)、

最終戦争の大混乱の中でマフディ(Mahdi)が救世主となって降臨し、ニセの救世主であるダジャル(Dajjal)を破り、その後でイエスキリスト(イスラム教ではIsa:イッサ)が降臨するとされています。

シーア派を代表する民兵組織に成長したサドル師の 「マフディ軍」 は、この救世主マフディにちなんで名付けられたものです。

ただ、このマフディに対する解釈が、同じイスラム教の中でも、スンニ派とシーア派で異なっており、

スンニ派では、マフディはムハンマドの子孫として将来メディナに生まれる普通の人間ですが、シーア派ではマフディは、AD873年にお隠れになった「最後のイマーム」が再臨するものだとされています。

シーア派のイマームとは、全イスラム教徒を束ねる歴代の指導者で、ムハンマドの子孫かつ神の意思を一般信者に伝える聖人的存在で、第12代のイマームがなくなった後、イマームの系統は絶えました。  シーア派では最後のイマームは死んでおらず、普通の人には見えない姿で存在し続けており、この世の終わりに再び現れると考えられています。

AD8世紀頃のシーア派6代目イマームの予言によれば、 「バグダッドの空が炎に包まれ、家々が破壊され、多くの人々が死に、絶え間ない恐怖に襲われたときに、マフディは出現する」としているので、

イマームの言葉を神の言葉と信じるシーア派のイスラム教徒が、現在のイラクの状況を見て、マフディが現れると信じても何ら不思議でありません。

私に言わせると、強い迫害を受けた宗教や人々ほど、終末思想を持つようになります。 

何故なら、彼らが考えることは、 「自分達は正しいことを行っているのに、ひどい目にあってしまう。 この世の中は間違っとる、こんな世の中は一度つぶさねばならない、潰すべきだ、いや神様がそうしてくれるに違いない。」

実際、中東がイギリスに支配されていたときなど、苦しいときには必ずマフディと名乗る人が多く現れ、人々は救世主に期待するのですが、現実は厳しく、マフディを名乗る男達は、何ら人々を救済することはできませんでした。

重要な事ですが、現在のキリスト教や仏教とて、本当にイエス・キリストやお釈迦様がそんな事を言っていたかどうかは誰にも分からないのです。 

私はイエス・キリストやお釈迦様は、人間を超えた存在ではなく、2000年に一人現れる
かどうかの、天才的思想家であると思います。

後に権力を持った彼らの弟子達が、自分達がその道で食べていけるように、勝手に言い訳の解釈を創り、現在の宗教の教義になっているのです。   

古代ローマ時代に、キリスト教徒たちはネロ皇帝に、大迫害を受け、誰もが何故イエスキリストは信者を助けてくれないのか? 何故、何も悪いことをしていない人々が、ローマの円形競技場の中で生きたままライオンに食われていかねばならないのか? 

質問した人もきっといたはずだと思いますが、それに答えるべく、様々な言い訳を創っていたのがイエスキリストではなく、聖書を創った人々なのです。 

ヨハネの黙示録でも、ローマ帝国を直接批判できないので、バビロンはローマ帝国を指し、666の獣の数字は、ネロを示していると思われます。 

そうして、信者達の素朴な疑問、何故神は我々を助けないのか? の問いかけに対して、言い訳のために神の救済を先延ばしして説明しているのです。

いつの時代にでも、宗教の怪しさは同じで、信者の素朴な問いに対して、宗教家達は答える事ができませんでした、そうして権威は無くなり、信者が去れば、自分や組織に従事する人たちは職を失い、家族も食べれなくなってしまいます。

それで、言い訳の塊になったのが、現在の宗教の姿です。  

テロも同じで、先進国には産業があり、経済的に豊かであるので、職を選ばなければ必ず食べていけます。 また国が豊かなので、生活補助もあります。

何故、イスラム教徒ばかりがテロを多く行うのかは簡単な話で、職がないので自分自身、また家族が食べていくためには、テロ組織に入会するしか、生きてゆく方法が無いからです。  

既に別の投稿で紹介しましたが、イランのテロ組織のバックには中国があり、石油資源の利権でイラン政府とつながっており、その武器などは中国やロシアから供給されています。

そして、ご存知の通り、中東・アフリカに於いては、西側諸国からの援助金を王族、政治家、聖職者達が独り占めにし、一般の国民は食べることすらできない飢餓状態、イスラム教でテロを煽り、自国の国民の命はないがしろにしながらも、自分達はイスラムの教えを守らず、ヨーロッパに行っては酒池肉林。

また、宗教的権威がなくなった現代においては、狂信的に宗教を信じる人たちは、
大きなストレスを感じているはずです。 

キリスト教を狂信するブッシュ大統領、イスラム教を狂信するイランのアハマディネジャド大統領の危険性は、聖書やコーランに記述されていることを実現させるべく、自らの政治権力・軍事力によって創りだしかねないところにあると思います。
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