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2007/10/20

イスラエル vs ロシア  国際政治・金融・企業
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ロシア正教総主教アレクセイ2世(AlexyU)

昨年8月、プーチン大統領はロシア正教の総主教アレクセイ2世から、悪者を退治してロシアを守る Saint Ilya Muromets の聖なる剣を与えられました。



ユダヤ人がヨーロッパ北東部やロシアに本格的に移住しはじめたのは、ライン川沿いで十字軍のキリスト教徒兵士による虐殺を受けてからです。

ロシア国内での反ユダヤ主義は、1470年代に発生した「ユダヤ教的異端」が宮廷内に広がってからで、これを背後で操っていたのはロシア正教の大司教ノヴゴロドであります。  その後、1504年にはイワン3世が異教徒ユダヤ人を火刑にする命令を出しました。

1762年に就任した女帝エカテリーナは、当初ユダヤ人に対して厳しい政策をとり続けましたが、1772年にプロイセン・オーストリア・ロシアの3国によって第1回ポーランド分割が行われた後、ロシア支配下には大量のユダヤ人が存在するようになり、ユダヤ人たちを全ての人々と同じ権利と義務を具した良き国民として迎え入れました。

しかしながら、ツアー(ロシア皇帝)の圧政に苦しめられている民衆は、その鬱憤をユダヤ人に向け、なぶり殺しにする事件が後をたちませんでした。  貧困にあえぐ一般庶民の心のよりどころは教会ですが、ロシア正教はキリスト教ですから、それも関係しています。

そのうち、秘密警察も民衆のツアーに対しての怒りをそらすために、ユダヤ教徒イジメを扇動するようになり、1871年ウクライナ地方でポログラム(略奪・殺人などを伴う暴動を意味するロシア語)が起きるようになりました。

混乱する社会情勢の中で、最も弱い立場にあるユダヤ人たちをスケープゴートにするロシア民衆のポログラムは1920年代まで繰り返されました。

日露戦争(1904〜1905)の時、当時まだ貧乏国であった日本は、戦争資金を集めるために高橋是清を欧米に派遣したものの、誰もが日本が負けると思っていたので、お金を貸してくれる国はありませんでした。

そんな中、ロシアでのユダヤ人迫害に頭を痛めていたユダヤ国際金融資本ロスチャイルドの意向で、ニューヨークのユダヤ人銀行家ジェイコブ・シフが支援を申し出てくれました。 その後、ロンドン、パリ家のロスチャイルドも支援してくれて、日露戦争の戦費の約70〜75%を調達することができました。

このお金で、日本は武器・弾薬・戦艦などを購入することができ、日露戦争に勝利することができたのです。

この功績に報いるため、日本政府は1906年春、シフを日本に招待し、明治天皇が晩餐会を催してシフ夫妻を謁見しました。  

1973年には、ロンドン家のエドモンド・ロスチャイルドに勲一等瑞宝章が贈られましたが、これは日露戦争はじめ、第二次大戦後も日本開発銀行の起債を引き受けてくれたなど、ロスチャイルド家に対する感謝の意をあらわしたものです。

話をイスラエル対ロシアに戻しますと、

ロシアからロンドンに亡命したユダヤ人トリビネンコの毒殺、ロシア政府を批判するロシア人ジャーナリストのアンナ・ポリトコフサヤ女史の射殺、パリ在住のイスラエル国防省の欧州駐在武官デビッド・ダーハン殺害、米国のロシア専門家ポール・ジョイアル射殺(米国でトリビネンコ暗殺をロシア政府の仕業と煽っていた人物)など、ロシアKGBによるものと推定されている暗殺が相次いでいます。

現在、シリアにはロシアが提供したSunburnsと呼ばれる核ミサイルがあり、イスラエルにその照準が定められていますが、発射から30秒以内にマッハ2.2にまで達し、巡航高度はわずか180メートル、ダマスカスからテルアビブまで3分で着弾します。

メディアでも、「Russia Ready to Vaporize the Jewish State」 (ロシアはユダヤ人国家を蒸発させる準備ができた) と、センセーショナルで挑発的な記事があります。

従来はヨーロッパとアメリカが支配していた中東の石油利権をめぐり、その利権を奪おうとする新興勢力のロシアと中国。  

キリスト教国家でありながら、イランやシリアなどイスラム国家に肩入れするロシア、イエスキリストを裏切り十字架にかけたユダを恨む気持ちのほうが強いのでしょうか。

また、ロシアはイスラエルをどうしようと考えているのだろう。 アレクセイ2世から授けられた聖なる剣で退治しようとする悪者とは誰なのか。

そしてユダヤ系国際金融機関ロスチャイルド家は、反イスラエルを掲げるロシアに対して、どのように思っているのでしょう。

アメリカに渡ったユダヤ人の多くは、ロシアのポログラムから逃げるためだったのですから、ロシア嫌いは理解できますが、まさかとは思いますが、また日本・アメリカと組んで一撃を加えるつもりなのでしょうか。  


シオニズム-1
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シオニズム-2
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