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2005/10/22

靖国問題は、中国共産党が一貫して問題にしていたわけではありません。

日本の左翼主義者達に煽られて、中国側もこれを利用しない手はないと考えるようになったのではないでしょうか?

その証拠に、毛沢東自身の発言で1964年と1972年に、

「日本による侵略の歴史や、靖国神社、A級戦犯の問題は、日中の改善ならびに友好関係においては、まったく問題のないことだ。 日本がその為に頭を下げたり、両国間の問題にする必要はない」

とあり、

周恩来も、日本留学中には靖国神社の「大祭」に参拝した事が記録に残されています。

このくらいのモンなのですから、近い将来、中国が民主化した折には、コロッと忘れたように問題にもならなくなっている可能性もあると思います。


昨日、夕食を共にした日系企業の常務さんも、これからの投資は中国ではやらないと言っていましたし、ハゲタカファンドのローンスターも昨年の9月に中国5ケ所に構えた拠点を閉鎖し、中国からの撤収を決定しました。 確か今年の5月くらいだったと思いますが、EUにとってインドとの関係が、EUとアメリカと同じくらい重要な関係に引き上げられたと報道されていましたが、いうまでもなくEUの企業の投資先が中国からインドにシフトしてゆく事を意味します。

中国の銀行の抱える不良債権は膨大なものであり、またEU、アメリカとの経済摩擦による外交問題も最近大きくなってきており、元の切り上げ圧力もさらに強まっております。 ちなみに、中国建設銀行は不良債権比率50%、総額で2兆円近い不良債権を抱えております。 

まだ資本主義に慣れていないワイロ社会の中国企業の幹部達は、日欧米から投資された外資を自国の物のみならず、自分のお金と勘違いする人も多いようで、2003年だけを見ても中国の銀行から2万人近い人が現金を持ち出し失踪しております。 そして、欧米で女をはべらし、カジノに興じる銀行幹部の姿も目撃されている報道があります。

北京オリンピックと上海万博をアドバルーンにし、上海不動産バブルで、資金を集めようとした中国政府の思惑通り、日米欧の企業は過熱気味の中国への投資をしてきましたが、どうも内情が分かってきて前述のように、欧米の企業では既に脱出組が出始めています。 このような銀行幹部の賄賂、腐敗構造や、資金の大半を外資に頼る張子の虎、いつ倒れても不思議でない共産党政権の中国を見ると、いかにリスクが高いかがよく分かるからです。

昨年の夏の時点で、既にオリンピックの予算は底をつきはじめ、オリンピックまでは持つといわれたバブル崩壊が目前に迫ってきている事が報道されています。 何せ、資金の大半を外資に頼りながら、中国共産党の虚栄心により、シドニー、アテネオリンピックを上回る規模の関連施設にせよとの厳命が飛び、その投資金額はアテネオリンピックの約5倍以上というのですから、どこかで破綻がきてもおかしくない状態でした。 結果、10の関連施設の突然の建設中止、メインスタジアムまで一時中止の対象となりました。  時期を同じくする江沢民の権力の失墜も、無縁ではないでしょう。

台湾独立宣言のリスクも、オリンピック以降と思われていたのが、オリンピック直前の噂もでてきています。 これは、オリンピックを成功させたい中国としては、オリンピック前での武力介入は困難であるという見方で、かつ台湾としてはバブル崩壊による失業者達による政府への不満が盛り上がる機を狙いたいという背景です。 もちろん、いうまでもなくアメリカの同意なしには行動は移せませんので、その時点での米中関係次第という事になりましょう。


現時点で、日本の政府や民間の資金を頼りにしないと、オリンピックが出来なくなってきており、今後の日米欧からの資金調達がなければ、将来の経済発展に赤信号が灯る中国ですが、

先日の小泉首相の靖国参拝で、

中国政府が中国メディアに抑制報道をしたり、大使館前で抗議する民衆を取り締まったり、

経団連の奥田会長ら財界首脳と中国の胡錦濤国家主席とが、靖国問題が両国経済に与える影響について会談した事も、

現在の中国政府の本音では、日本に経済的に見捨てられると困るという現状があります。

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(参考)

胡主席と極秘会談 経団連首脳、9月に訪中

日本経団連の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)ら財界首脳が9月30日に極秘に北京を訪問し、中国の胡錦濤国家主席と会談していたことが22日、分かった。複数の日中関係筋によると、経団連副会長である三村明夫・新日本製鉄社長や宮原賢次・住友商事会長らも同行した。公式な外交ルートを通さなかったため、阿南惟茂・駐中国大使は同席していなかったという。

同筋によると、日中経済や「靖国参拝問題」が両国経済に与える影響について意見交換した。靖国参拝についての小泉純一郎首相の意向を奥田会長が伝達した可能性もある。関係筋は「経済が主だったが、政治の話も多少した」と語った。

奥田会長は9月26に日中経済協会訪中団のトップとして、北京で温家宝首相と会談。いったん帰国して中国を再訪問していた。中国の首脳が、日本の財界人と短期間に相次いで会談するのは極めて異例。    −2005.10.22 AOLニュース−

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タグ: 中国 靖国 毛沢東


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