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2008/2/21

フリーメーソン-56  大政奉還  フリーメーソン
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徳川慶喜(1837-1913)


慶応三年(1867)6月9日に土佐藩参政、後藤象二郎とともに藩船「夕顔」に搭乗し長崎を出航した龍馬は、八ヶ条の時勢救済案をまとめ、後藤に提示しました。

これが有名な「船中八策」で、幕府と討幕派との武力衝突を避けうる可能性を提示しており、この文書は 「大政奉還に関する建白書」 の基案となり、明治新政府の 「五箇条の御誓文」 にもつながる注目すべきものでありました。


これは、幕府が政権を朝廷に返上することにより、徳川家を一大名として保護し、新政府内での発言力を温存させ、薩長の武力による討幕の理由を失わせる一石二鳥の妙案であったのです。

心優しい坂本龍馬にすれば、死に体の徳川をこれ以上痛めつけても、新しい日本に何の役にも立たないと考えたわけですが、これがロスチャイルド、ジャーディン・マセソン、グラバーなどの武器商人、そして死の商人たちをバックアップするイギリス政府の怒りを買ったのです。

また、あくまでも倒幕の薩摩藩、そして長州藩からも、坂本龍馬は孤立してゆくことになります。

何故、ジャーディン・マセソン、グラバー、イギリス政府は、薩摩藩や長州藩の味方をしてくれるのでしょうか。

これはあくまでもビジネスであり、南北戦争の終結で余った武器が上海市場に流れ込み、日本で内戦を起こさせ、そこで一儲けしようとしたのと、またクリミア戦争が終わり、経営難となったイギリスのアームストロング社が経営改革で、日本市場を狙ってきたのと時期を同じくしているからなのです。

ようやく戊辰戦争に持ち込み、いまから大きな内戦が始まるとマーケッティングしたジャーディン・マセソン社とグラバー商会は大量の武器を買い込みましたが、江戸無血開城など、内戦が予想以上に大きくならず、早く終結してしまい、その在庫に耐えれずグラバー商会は倒産してしています。

何故、経営リスクを犯してまで大量の武器を買い込み在庫を持ったかといえば、戦争が始まり、注文を受けてから生産、そして出荷していたのでは、とても間に合わず、他の商人にビジネスを持っていかれる可能性が高かったからであります。

その分、この内戦を確実なものとするため、イギリス政府も明確に徳川打倒を打ち出し、薩長を戦争に巻き込むようにしていたと思われます。

すなわち、徳川慶喜の大政奉還は、幕府に武器を売りつけようとするフランス、およびその武器商人、そして維新軍に武器を売りつけようとするイギリス、およびその武器商人にとっては、 「 なんちゅうことすんねん! もっと一生懸命戦わんかい! 」 という感じではないでしょうか。

当然、このような時期に公武合体を唱えた坂本龍馬ですから、彼らにとって龍馬は、もはや邪魔な存在でしかなかったと言えます。




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