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2008/4/21

フリーメーソン-87  交響曲第九番  フリーメーソン
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年末恒例の、ベートーベンの交響曲第九番ですが、第一次世界大戦時に、中国の青島(チンタオ)で捕らえられ、徳島・丸亀・松山に分散収容されていた約1000人のドイツ人捕虜が、1917年4月〜1920年2月に徳島県鳴門市の板東俘虜収容所に集中収容されていた時、1918年(大正7年)6月1日に演奏したのが、日本での最初の演奏でありました。






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Ludwig van Beethoven (1770-1827)


ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調作品125(Sinfonie Nr. 9 d-moll op. 125)は、ベートーヴェンの9番目にして最後の交響曲で、第九とも呼ばれます。

特に第4楽章は、シラーの詩 「歓喜に寄せて」が用いられ、独唱および合唱を伴って演奏され、その主題は 「歓喜の歌(An die Freude)」としても親しまれ、EU(欧州連合)の歌として定められています。


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Johann Christoph Friedrich von Schiller(1759-1805)


シラーは、ドイツの詩人、歴史学者、劇作家、思想家でありますが、フリーメーソンであったゲーテの「若きウェルテルの悩み」に影響され、ゲーテと親交を重ねています。


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Johann Wolfgang von Goethe(1749-1832)

フイーメーソン-14  ゲーテ
http://diary.jp.aol.com/renaissancejapan/604.html


シラーの「歓喜に寄せて」の詩は、シラーがヴュルテンベルク公国を脱出して、さまよい歩いていた頃、お世話になったクリスティアン・ゴットフリート・ケルナーというフリーメーソンに依頼されて、フリーメーソンのロッジ(集会所)で歌うために作成したもので、この詩にはフリーメーソン的思想立場が明確に込められています。


また、シラーの詩 「自由賛歌(Hymmne a la liberte 1785年)」がフランス革命の直後「ラ・マルセイエーズ」のメロディーでドイツの学生に歌われていましたが、そこで詩を書き直した「歓喜に寄せて(An die Freude 1803年)」にしたところ、これをベートーヴェンが歌詞として1822年から1824年に書き直したものであります。



歓喜に寄せて  

おお友よ、このような音ではない!
我々はもっと心地よい
もっと歓喜に満ち溢れる歌を歌おうではないか
(ベートーヴェン作詞)

歓喜よ、神々の麗しき霊感よ
天上の楽園の乙女よ
我々は火のように酔いしれて
崇高な汝(歓喜)の聖所に入る

汝が魔力は再び結び合わせる
時流が強く切り離したものを
すべての人々は兄弟となる
(シラーの原詩:
時流の刀が切り離したものを
貧しき者らは王侯の兄弟となる)
汝の柔らかな翼が留まる所で

ひとりの友の友となるという
大きな成功を勝ち取った者
心優しき妻を得た者は
彼の歓声に声を合わせよ

そうだ、地上にただ一人だけでも
心を分かち合う魂があると言える者も歓呼せよ
そしてそれがどうしてもできなかった者は
この輪から泣く泣く立ち去るがよい

すべての被造物は
創造主の乳房から歓喜を飲み、
すべての善人とすべての悪人は
創造主の薔薇の踏み跡をたどる。

口づけと葡萄酒と死の試練を受けた友を
創造主は我々に与えた
快楽は虫けらのような弱い人間にも与えられ
智天使ケルビムは神の御前に立つ

神の計画により
太陽が喜ばしく天空を駆け巡るように
兄弟たちよ、自らの道を進め
英雄のように喜ばしく勝利を目指せ

抱き合おう、諸人(もろびと)よ!
この口づけを全世界に!
兄弟よ、この星空の上に
父なる神が住んでおられるに違いない

諸人よ、ひざまついたか
世界よ、創造主を予感するか
星空の彼方に神を求めよ
星々の上に、神は必ず住みたもう







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