renaissancejapn2020@gmail.com

2008/10/30

TDKの迷走  国際政治・金融・企業

10月28日、TDKがこれからの半年から一年の間に、中国工場の1/3にあたる、総数1万5000人をリストラすることを発表しました。 

ラジオ自由アジア(RFA)の報道によると、中国広東省東莞市にある二つ生産基地に勤務する従業員が今回のリストラの対象となっているようですが、TDKはこの7月31日に将来性のないヨーロッパの電子部品メーカー、EPCOSを約2000億円も出して買収したばかりですが、生産性が悪く人件費の高いヨーロッパの工場を手にいれ、人件費が上がったといっても、ヨーロッパに比べればまだまだ人件費の安い中国の工場を切り捨てるとは、何をやっているのか意味不明です。 



また、もう一つTDKの戦略が見えないのが、ヨーロッパの会社を買収しておきながら、彼らを解体して自社の事業部に組み入れず、TDKの電子部品部門とEPCOSを合体させ、子会社化し、彼らの役員をそのまま残してやっていることであります。

このフォーメーションでは、TDKが買収しておきながら対等合併と同じで、何よりも彼らに意図的にこの子会社を赤字にされた折には、TDKは株主総会でこの子会社の存続意義を問われ、近い将来切り離さざるを得ないリスクを負ってしまいます。  そうして欧米の投資会社がこの子会社を買収したならば、TDKはEPCOSを買収しておきながら、自社の電子部品部門まで失う結果となります。  仮に、TDKの電子部品部門を引き上げたとしても、TDKの技術は丸ごとEPCOSに吸収されてしまい、彼らは再び欧米資本のヨーロッパの独立企業として甦り、TDKは大きな敵を自ら生み出てしまいます。

素人でも簡単に気付く、このようなリスクをとるTDKは迷走しているとしか言えず、急落する株価は、さらに下げ続けるに違いありません。

三洋電機のお馬鹿な社長が、敵であるはずのハイアールやサムソンと提携し、技術を全て奪われた後で、彼らに見捨てられ、三洋電機とその多くの社員は哀れな運命を辿ってしまいましたが、これを見てきたたはずのTDKまで何をやっているのでしょうか。  呆れてものが言えません。 TDKの株は、三洋電機の時のように紙切れ同然になってしまうのでしょうか。  この会社の社長が、芸能人を役員として迎えない事を望みます。

3


※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ