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2008/11/3


パナソニック(松下電器)が三洋電機を子会社化することで、両社首脳が基本合意したことが11月2日に分かり、三洋の社名やブランドを残し、雇用も維持する方針が報じられました。 


一部の報道では、パナソニックに買収されることに三洋の社員は反発すると言う記事もありましたが、そうは思えません。  というのも、典型的な創業者一族のボンクラ社長であった井植敏雅(甲南大学卒)のあまりにひどい経営が、まだ尾を引き、その影が残っているため、三洋電機そのものへの不信感が、社員に強く残っているからであります。

とても経営とよべないものに、井植敏雅社長時代の、三洋の人事研修では、26年間三洋電機に勤めた幹部社員が、JR塩谷駅(神戸市)にある三洋電機研修研修センターに行かされ、あまりの馬鹿らしさに会社を去りましたが、今でも当時の事を思い出すと嘔吐しそうになると言っています。 どんな内容かと言えば、些細なミスに怒号を浴びせ、無茶な販売目標を課して、達成できなければ罵倒する研修で、またこめかみに両手の親指を当て手のひらをばたばたさせ「俺は逆境だー」とみんなの前で何回も言わされたり、駅の前で一般人の前で「かあかあカラス」と大声で鳴かせて、恥を捨てさすと言うものもあり、これらはほんの一例に過ぎません。    まさに阿呆丸出しです。

また、三洋電機は大赤字を続ける会社を再建させるために、最も重要な時期に、芸能人である「野中ともよ」を社外取締役として招聘し、野中を会長・最高経営責任者(CEO)に就任させました。 

最先端技術開発競争の激しいエレクトロニクス産業は、少しの開発の遅れが命取りになる厳しい業界で、研究者から提案があっても、必ずしもそれが正しいものとは限らず、経験・見識・業界の人脈を通じて、経営幹部はそれを見抜き、すばやく正しい方向に方向転換をしなければなりません。 こんな業界に、見識も経験も無い芸能人を、会長・最高経営責任者(CEO)に据えるというのは、キチガイ沙汰であります。

また、井植敏雅社長はフィリピンの元アキノ大統領を顧問に迎えていたことも発覚しました。 まさに会社という公的なお金を使って、有名人と交友関係を持ち、自分が目立ちたいという腐れ根性丸出しです。

また、野中ともよにも幻滅させられたのが、社費で夫と外国旅行などがメディアに発覚し、辞任するに至りましたが、恐らく三洋電機の経営幹部クラスの雰囲気がこのようなものであったのでありましょう。

経営方針をめぐり、無能な「野中ともよ」にことごとく対立してきた、大番頭の古瀬洋一副社長が解任され、アホらしくなった優秀な経営幹部の多くが、会社を去ってゆきました。 世界トップクラスの優秀な、電池の研究所長も辞めています。

三洋電機を私物化していた井植一族ですが、彼らの保有する株は、わずか3%に過ぎず、彼らは大きな勘違いをしていたのです。 ですから、お馬鹿が過ぎ大株主に、井植敏雅社長は首を切られる結果となったのです。  大株主たちも、ここまで井植敏雅社長が阿呆だとは思わなかったのでしょう。

中越地震で新潟工場が致命的な打撃を受けた際、井植敏雅社長は、工場はおろか被災した従業員の見舞にすら行かなかったことでも、経営者としての資質を疑われ、従業員の不信感は頂点に達しました。

このようなトラウマがある中、三洋電機の社員の方々は、パナソニックに買収されることを必ずしも反発しているとは思えません。  

また、太陽電池で言えば、世界は第一世代の結晶シリコンの時代から、第二世代の薄膜方式に移行してきており、欧米の装置メーカーから設備を購入すれば、誰でも最先端の太陽電池を製造することが出来るようになり、日本とドイツの独壇場であった太陽電池市場に、中国・インド・韓国・台湾が参入してきており、国家ぐるみで戦いを挑んでくる彼らを迎え撃つには、三洋電機の資金力では敗北はあきらかであり、今回のパナソニックによる買収は、三洋電機の社員にとっては良かったのではないかと思います。

そして何より、三洋の優れた技術が、海外に流出しなかったのも、良かったと思います。

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2008/11/8  23:15

投稿者:ヌマンタ
先日、三洋電機の工場がある太田市に行ってきたのですが、三洋の社員のみならず、下請け工場の関係者でさえ、今回の買収を歓迎していましたね。少なくとも、私の会った人の範囲内で、反対している方は絶無でした。

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