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2009/4/14

ローマ帝国の物語-5  ロムルスとレムス  ローマ帝国の物語
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■カピトリーノの雌狼│ローマのカピトリーノ美術館 Plazza del Campidoglino │
 狼の乳を飲んでいるのは、双子のロムルス(後のローマ建国の王)とレムス


アイネイアスがアルバの丘にアルバ・ロンガ王国をつくり、ここから時代は300年以上経過した時のお話です。  繁栄を極めていたアルバ・ロンガ王国の第13代国王はプロカといいました。  彼には、ヌミトルとアムリウスという2人の兄弟がいましたが、慣例どおり長男のヌミトルが王位を継承しました。

しかし、アムリウスはそれが面白くなく、彼は力づくで兄から王位を奪い取り、兄の息子たちを全員殺し、娘のレア・シルビアを結婚が許されない巫女に任じて、ヌミトルの血を絶やそうとしました。



ところが、軍神マルスはレア・シルビアに一目惚れし、二人の間に双子の男の子ができました。


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■マルスとレア・シルビア │ウィーン リヒテンシュタイン美術館│


怒ったアムリウスは、彼女を牢屋に閉じ込めると、生まれたばかりの双子の赤ん坊を、テヴェレ川で溺れさせるよう家来に命じました。 恐ろしい命令を受けた家来が、双子をかごに入れてテヴェレ川に向かうと、その日に限って川が増水していました。

「こんなに増水しているなら、川に浮かべておけば双子はどこかで溺れるに違いない」 こう考えた家来は、かごを川に浮かべると、その行方も確かめずに城へ戻りました。

しかし、マルス神は双子を見守っており、かごはイチジクの枝に引っかかり、水が引くと陸地に取り残されました。 

そこをたまたま通りかかった雌狼は、そのかごをくわえて丘を上り、双子に乳を与えました。 そしてキツツキが食べ物を運び、彼らに口移しし、双子は生きながらえる事ができ、やがて双子は羊飼いのファウストルスに発見され、彼と妻のラレンティアに育てられることになります。  

ロムルスとレムスと名づけられた双子は、ファウストルスとラレンティアの下で、逞しい青年に成長していました。

ローマの名前は、ロムルスの名に由来しており、後に国王となったロムルスは、テヴェレ川のほとりの、パラティヌスの丘に国をつくり、その国を自分の名にちなんでローマと名づけました。

紀元前753年4月21日の事であります。



ローマ帝国の物語-1 トロイの木馬
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/858.html
ローマ帝国の物語-2 アイネイアスの放浪
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/859.html
ローマ帝国の物語-3 エトルリア  
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/860.html
ローマ帝国の物語-4 アルバ・ロンガ王国 
http://wave.ap.teacup.com/renaissancejapan/861.html







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