renaissancejapn@aol.com

2009/8/21

ローマ帝国の物語-83  ヘリオガバルス皇帝  ローマ帝国の物語
クリックすると元のサイズで表示します

第23代ローマ皇帝 ヘリオガバルス (在位:218-222年)


ヘリオガバルス(通称エラガバルス)が皇帝に即位したとき、彼はまだ15歳でありました。 政治には興味がなく、運河をワインで満たして模擬海戦を行ったり、売春宿を占拠して自ら娼婦の真似をするなど、放蕩に興じていました。






皇帝が遊び呆けることや、傀儡政権には慣れっこになっていたローマ市民と元老院も、彼が持ち込んだ異端の宗教には眉をしかめざるを得ませんでした。

彼は、ユピテル神を始めとしたローマの神々を自らが信じるヘリオガバルス太陽神の奴隷とし、キリスト教徒たちには、「ヘリオガバルス太陽神を認めれば、キリスト教も認めてやろう」と持ちかけ、当然のことではありますが、この若き皇帝は支持を失います。

彼自身は気づいていなかったようですが、実質政治を取り仕切っていた祖母のマエサは感じ取り、ヘリオガバルスの従兄弟のセウェルスを彼の養子として迎え、副帝としました。

セウェルスは、わずか13歳でありましたが、人に好かれるタイプの男子で、親衛隊や元老院の中にも、彼の支持者が次第に増えてゆきます。  その事に嫉妬し、危機感を覚えたヘリオガバルスは、親衛隊にセウェルス暗殺を命じます。

しかしながら、既にヘリオガバルスは、親衛隊の支持をも失っており、逆に殺害され、遺体はテヴェレ川に投げ込まれてしまいました。


ヘリオガバルス享年18歳、わずか4年足らずの統治でありました。






------------------------------------------------------------------------








0


※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ