2006/11/14
なんとも無邪気な笑顔だけど、ちょっと強制的に笑わせられているような気がしないでもない。ご存知の方も多いと思いますが。彼女の傑作アルバム『シンデレラサマー』のジャケ裏です。服に時代を感じてしまうねー。四半世紀近く前の作品だからね。
石川優子の傑作アルバムは、僕にとっては後にも先にも、この『シンデレラサマー』だけなんですよ。ぶっちゃけね。この次に出たアルバム『Spicy』にはがっかりしたっけなー。いい曲も何曲か入っているんだけどね。
さて、この傑作アルバム『シンデレラサマー』は、彼女のPOPな側面を前面に出すことに見事に成功しているんだけど、石川優子さんの作詞・作曲以上に優れているのは、戸塚修さんのアレンジです。冒頭の「Take Off Today」も、2曲目の「優しい関係」も。まだまだあるよ。8曲目の「City Girlの振りをして」、9曲目の「夢色気流」。どれも傑作ぞろい!!・・・個人的には「夢色気流」がいちばん好きですね。暗い孤独から抜け出して一気に「愛」へと突き進む、ポジティヴ思考バリバリの名曲です。・・・鈴木茂さんも編曲に参加してますが、こちらも「お見事!」の一語に尽きるでしょう。4曲目の「熱い予感」のアレンジがすばらしい・・・石川優子にとっては珍しい、ヨーロピアンテイストが印象的なナンバーです。やっぱり僕にとっては超がつくほどの傑作アルバムなんだなー・・・『シンデレラサマー』。

0
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。