2007/5/18
「初夏の別れの歌・・・青いスタスィオン」
女性アイドル
どうも僕は卒業による別れの歌が好きになれない。いかにも、って言う感じがしてね。それで別れなら、卒業以外の、たとえば初夏の方が、グッと胸にくるものがあるんだよね。これから夏がやってくるのに、別れてしまう恋人たち。そんな初夏の別れを歌った、河合その子の傑作、「青いスタスィオン」。
♪夏の前の淡い陽差しが、駅のホームにこぼれてる、あなたは今都会へ向かう、地図を持たない旅人ね
♪細く光る銀のレールに、空の青さが映ってる、流れる雲あなたの後を、ずっとついて行きたかった
歌の舞台は、僕が住んでるような地方都市の駅なんだろうね。彼女を残して、彼は都会へと旅立ってしまう。ホームにこぼれる淡い日差し、細く光る銀のレール、なんとも辛い初夏の別れだね。そして電車がいよいよホームに入ってくる。
♪発車のベルが風に響けば、そんな強がりも消える、微笑(ほほえみ)ながらそっと隠した、涙ひとつぶ
今の季節にピッタリの別れの歌・・・。作詞は秋元康氏、作・編曲は後藤次利氏。このコンビの作った歌の中では、最高傑作の部類に入るんじゃないだろうか。駅へ見送りに行く、けな気な彼女。そんな彼女を置いて、都会へ向かって旅立ってしまう彼氏。悲しいね・・・。都会へ旅立った彼氏と、残された彼女は、その後、どんな人生を歩んでいくのだろうか・・・。

0
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。