昨日は、宇野小学校で毎月一回開いている「食のソムリエっ子講座」の8回目を開きました。
その様子を紹介しよう。
まずは、やってきた子どもたちは、宿題のりんごの皮むきシートを提出します。
このシートには、りんごの絵が10個書いてあります。自宅でりんごの皮むきしたら、そのリンゴに色を付けていくので、1カ月にの間に10個皮むきすれば、全部のりんごに色が付くわけです。
まあ、中には前日にあわてて練習する子もいるようだけど、こういう家庭での取り組みと連動させていくことは大切だし、効果もあると思います。
何より、家族の食への関心を高める効果もあるに違いないと考えています。実は、そういう連動が食育の効果を高める上では大切かもしれません。
この日も、プログラムは、子どもたちのスリーヒントクイズから始まりました。
子どもが家でクイズを考えてきて、みんなの前で出題するのです。これはいつも盛り上ります。
そして、昨日のメインテーマは「しょうゆ」。
今年は「さしすせそ」を学んでいるので、その4回目で「せうゆ」というわけです。
ここは、講師の江草さんがパワーポイントを活用しながら話しました。
そして、実習では、りんごの皮むき。
この日もグループに着いてもらったお母さんに、まず手本を示していただきます。
「家であまりリンゴを食べないので」と言いながら挑戦されましたが、これだけ子どもに見つめられ、栄養士さんにもじっと見られていると、緊張するに違いないですよね。
でも、さすがの腕でした。
そして、順番に子どもたちも挑戦。
他の子どもたちはじっと見ていることになっています。
アドバイスもし合うように言っているので、真剣です。
時には栄養士さんが手をとって指導。
リンゴの次は、おむすびづくりです。
これも最後に試験に出る課題。
今回の具は、醤油をつけたおかか。
おむすびはみんな上手になってきました。ちゃんと三角に出来上がっています。
最後に、包丁の使い方について、講師の指導をもう一度。
これも試験項目なので、何とかレベルアップを図りたいという意図です。
そして、いよいよ試食というか、昼食。
自分で作ったおむすびは、とびきりおいしいかな。
そして、復習シートで、今日学んだことを思い出す。
それを講師の江草さんに見てもらい、OKが出ると、出席カードに張るシールをもらえる仕組みです。
この日は、何人かの子どもに、りんごの皮むきの居残りを呼びかけました。これもみんなそろって合格させてやりたいという願いから。
自宅でもまた、練習してきてねと呼び掛ながら、宿題用のりんごの絵のシートを渡しておしまい。
この講座も、あと2回。次回は「味噌」を取り上げます。
スーパーの棚に並んでいる味噌を手にとって、いくつか見ると、原料は、大豆もあるし、米もありますね。
白みそで米だけのもあれば、大豆も使っているのもある。ちょっと色が付いた味噌でも米だけで作られているのもあります。八丁味噌風の色の濃い製品には、何とカラメルが使ってあると記載されていました。
とまあ、こういうように、買い物に行った時などにも、子どもが食への関心を拡げてくれると良いと思います。

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