絵巻物鳥獣戯画を飛び出して  日記・お知らせ

こんにちは、混声合唱団トニカです。
本番前ギリギリの更新となってしまいましたが、今回で定演のステージ紹介は最終回となります。

第4ステージ、客演指揮に菊村隆史先生をお迎えしての合唱のためのコンポジション第5番「鳥獣戯画」(間宮芳生作曲)。
コントラバスと打楽器と声の織りなす、緊張感と躍動感。

民謡がモチーフになったフレーズはあるものの、歌詩は現代日本語ではなく、表現にも抽象的なものが多くあります。
4曲構成で、
I
何か儀式めいたものが行われるような男声合唱。
II
広々とした中に草木が風のままに生い茂り、その中をすこし遠くに見える生き物たち。
III
かわいらしくおどけた女声合唱から始まり、男女が交わり、ふざけあったり、色めきあうやりとり。
IV
ええじゃないかー!と歌い踊る!!
のようなイメージも解釈の一つです。

ソロでの歌唱が多いのもこの作品の特徴です。
歌唱、というというよりも掛け声、雄叫び、セリフのような節回しです。
練習を重ねるたびに、楽譜に書いてあるのではなく、曲の世界にほんとうに生きているものから発せられる音だったり声のようなリアリティが感じられるようになってきました。
そこに触発されてコーラスの反応も、みるみるうちに変化してきており、眉をひそめたり、驚いたり、ヒソヒソと話したり、自由に鳥獣戯画の世界を駆け回っているようです。

わたしたちが今日も嬉しくなったり、笑ったり、悔しがったり、寂しくなったりするように、鳥獣戯画の時代の世界もあったのだろうと、これからもそうであったらいいなあと思えるおおらかな表現を。

五線譜や小節線に収まらない、生の躍動を、福岡で!
みなさまのご来場をお待ちしております!
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