また、いつものようにしょぼくれて
夜遅く、とある食堂に入りました。
一人食事をしていると
そう混雑していなかった店内も
にわかにお客さんが増えて、私の隣のカウンターにも
お客さんが座りました。
チラッと見ると、清潔感のないふうたいの人・・・
普段では気にすることもない人でしたが・・・
料理を注文して店員さんが運んできたその時
その人が、軽く明るい声で・・・『アリガト♪』
また、明るくはきはきと・・・『お茶をください すみません♪』
我輩は はっと我に返った
俺ってなにしてんの?
こんな言葉もいつしか忘れ去っていた?
明るい声で「有難う すみません」・・・
その人に対して、一時でも卑下したことが、恥ずかしい・・・
すみませんでした。


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