
飲み屋から、飲み屋へ・・・駅の前を抜けて。問題の?常磐線T駅。
教会に住んでいたといっても、
「汚れなき悪戯」のマルセリーノのような暮らしをしていた訳ではない。
ごく普通の貸家生活だった。
教会の広大な敷地、つまりちょっと
アメリカンな雰囲気を除けば・・・。
幼稚園は、
引っ越す前の町まで通わなければならなかった。
今のような、送迎バスなどない。
しかもT町に来たので、町営のバスで通うことになった。
小3の兄と二人で教会からバス停まで歩いた。
教会は高台にあったので、坂を下り例のS町まで歩く。30分ぐらいだろうか?
反対側のT駅の距離も同じぐらいだろうか?
行きは二人だが、
帰りは一人でバスに乗って帰って来る。
そして、今度は教会の坂を登って・・・。
当時ボクは子供にありがちな、
車酔いをする子供だった。
だから、バスの中では前を見てじっとしている。
S30年代はボンネットバス。ウィンカーは、羽のように方向指示器がカチャッと上がる・・・そんなところを見ていると危なかった・・・車酔いには。
大人に
車掌さんの真後ろが車の真ん中なんで、そこが一番揺れない、と教えられた。
帰りのバスに乗るやいなや、ボクはまっすぐに車掌さんの真後ろに座るのだ。つまり、
女性車掌さんのオシリをじっと凝視して脂汗を垂らしているいたいけな可愛らしい子供だった。爆!
そんな
通園スタイルだったのだ。(今と変わらんか・・・? 爆)
車掌さんも覚えていてくれるし、優しくしてくれるので、ある意味快適な通園ライフになりつつあった。車酔いも治ったのか・・・?
ある日、いつものように一人でバスに乗りその席に座った。
陽射しがまぶしい秋の午後の事だった。
続きます〜
仕事、やっと一段落。各方面ご迷惑をおかけしております。
づみさん、師匠、ちぃママにもご心配いただき感謝!

0